かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

飯山観音(長谷寺)と白山(厚木市)

2012年06月12日 | 神奈川のいいところ
<平成24年5月末>

飯山観音は、かながわの景勝50選にも選ばれています。
飯山白山森林公園内にあり、標高283メートルの白山の中腹にあります。

いろいろな呼ばれ方があるようですが、正式には飯上山 長谷寺、通称飯山観音と呼ばれているようです。
新編相模国風土記稿の飯山村観音堂の項には、観音堂は長谷の観音といい、飯山寺と号し、
別当は長谷寺であると記されています。と説明が書かれた看板がありました。

小鮎川にかかる、朱色の欄干の庫裡橋を渡った先に、「飯山白山森林公園へようこそ」と書かれた大きな
アーチがあります。


橋を渡り、アーチをくぐり進むとその先で、道が二股に分かれ、左が先の駐車場へと向かう自動車用、
右が歩行者用の参拝となります。再び合流するあたりで小さな門があり、歩行者は階段を登るようです。

正面に仁王門が見えてくるところの右手に駐車場があります。
駐車場にあった案内板。


階段を登ったところにある仁王門。

建久年間に源頼朝が秋田義景に命じて造営されたといわれるそうです。

仁王像があります。



さらに階段を登ると「イヌマキ」という樹齢400年の古木があります。

「かながわの名木100選」に指定され、厚木市の「天然記念物」に指定されている

さらに階段を登ると正面に観音堂があります。
右手に銅鐘があります。

銅鐘は、神奈川県指定重要文化財に指定されています。

観音堂手前両脇には灯篭が整然と並び、手前には香炉があります。

お線香は一束50円です。香炉にお供えしました。


背後の白山(標高283m)に行くには、観音堂裏手からとなります。
観音堂の軒がみごとでした。


登山道は、男坂と女坂がありますが、どちらも鹿よけの柵があり、扉を押し開けて通ります。


木々の中の道を登って生きます。

男坂は結構急です。

木の間からの北側の景色です。


南側は見通しがありません。

急な勾配がわかると思います。

約20分で尾根にぶつかります。
左手に行くと、テーブルとベンチがある少し広い場所に着きます。


さらに進むと、展望台が見えてきます。


展望台から東側の景色。


南側の景色。


東側には大山。

手前は、鐘ヶ嶽。

大山山頂のアンテナも見えます。


ヤマツツジも咲いていました。


だいぶモヤッってましたが景色を堪能し、元の道を下っていきます。


木の間からの景色。



参考までに高度図をつけます。

ただし下りのみ記録しています。