かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

中山競馬場 アイワナシーユー号観戦記

2018年09月23日 | 日記
3戦前の東京競馬場と同様、25年ぶりに中山競馬場に行ってきました。
DMMの「バヌーシー」で保有する1口出資している馬が出走するためです。

その馬の名前は「アイワナシーユー」号です。
デビュー戦こそ僅差の2着でしたが、その後3戦は惨敗続きでした。
JRAの競走馬では、3歳秋の時点で未勝利だと、出走できるレースと出走回数が限られ、
ここで勝てなければ・・・
、というのがこの日のレースです。

ここで勝てなければどうなるかというと、
未勝利で頑張って500万以下のクラスに格上げ挑戦する、競走馬から引退(繁殖、乗馬、最悪殺処分等)、
地方に転厩する、などが考えられます。

ここ3戦の走りっぷりや、厳しい調教をしていない(できない)状況から
勝ち上がるのは相当厳しいとおもいつつ、中央最後のレースを見届けるため行ってきました。


JR武蔵野線の船橋法典駅には、中山競馬場専用改札が最後方(西船橋寄り)にあります。


改札を出ると目の前に地下道があります。(競馬場にしか行けない改札のようです)


地下に潜っていき、地下道を進みます。
所々に「歩く歩道」ではなく「動く歩道」があります


5分弱で入場口に到着

この日は「フリーパスの日」のため200円の入場料が無料でした。

またまた地下道で進むと、内馬場の下に到着


せっかっくなので内馬場を見学します。
半地下の馬券売り場前には、階段状のスタンドがあります。


内馬場の遊具類

案内板にはいろいろ記載がありました


内馬場から見たメインスタンド


内馬場にあるターフィーショップ


内馬場からさらに地下道を進むとようやくメインスタンド前に出てきます。


とりあえずパドックに向かいます

計量所兼グランプリロード(はなみち)


正門


パドックとメインスタンド裏側のテラス


ちょうど第2レースの騎乗命令が出たところです
真ん中の3人は武豊騎手、藤田菜々子騎手、クリストフ・ルメール騎手です


パドックには「アイワナシーユー」号の横断幕もありました(第4レース中に撮影)


第2レースのファンファーレが聞こえてくると、第3レースに出場する馬が入ってきます。
1番「アイワナシーユー」号

入ってきたときは比較的おとなしかったです。
この時点では、まだ前のレースが行われている最中のため観客が少ないかったですが、
徐々に人が増えてくると、首を振ったり、チャカつきだしました。


それでも2戦目の東京競馬場で見た時よりもずいぶん落ち着いていましたが、
きょろきょろと集中力はありませんでした。


厩務員さんに首を向けたり、よそ見をしたり、チャカついたり、というパドックでした。


停止命令がかかりましたが、藤田菜々子騎手は現れません。

結局、藤田騎手が騎乗しないまま地下道へ

本馬場入場は撮影で来ませんでしたが、ターフビジョンにリプレイが写っていました。


返し馬を終えてゲート裏へ


ターフビジョンに「アイワナシーユー」


いよいよスタートです
まだ3レース目なのに結構な人出です


1番なので先にゲート入りしました


スタート!

はっきり言って、いいスタートでした。
出てすぐは2~3頭並んで先頭


二の足を使った4番と5番の馬に先にいかれ前をふさがれると、


急に行き足が悪くなりました。


頭も上げてしまってます。


1週目のゴール付近で中段くらいまで下がり、
1コーナーから2コーナーにかけてズルズル後退

向こう正面に出た時には後方まで下がってしまいました。

(後から全周パトロールビデオを見ると、向こう正面では砂を被らない外目に出していたようです)
(その全周パトロールビデオでは、結構フラフラ走っているようにみえました)
3コーナーでは最後尾まで下がりました。

最後の直線

この中に写っていません。

4コーナーを回って直線では最後方でしたが、藤田騎手の愛の鞭が入ってスピードアップ


惨敗でしたが最後はちゃんと追ってくれました

1頭だけ抜いて結局ブービーでした。(16頭立ての15着。14着の馬との着差「大差」)


レース終了後、計量所に帰ってきます。


鞍上は藤田菜々子騎手


まだ元気なように見えます


藤田菜々子騎手は残念そうな表情


アイワナシーユー号と藤田騎手


同じく


下馬後の様子

首を振って何か話していました。
勝手な想像で『砂を被って、嫌がってダメだった』と言っていたのではないでしょうか。

獣医さんによる検査


引き上げる藤田菜々子騎手とゼッケン


個人的な感想ですが、馬がレースを理解できないまま終わってしまったのではないかと感じています。
前回東京で観戦した際に「ソエを嫌がってしまうのが心配」と書きましたが、
それ故にハードトレーニングができず、結局「他の馬よりも早く走り抜ける必要がある」
ということが伝えきれなかった。のでは、と思います。
パドック等では入れ込むので、レースが行われることは理解できたと思われますが、
「気持ちよく走って帰ってくるもの」として参加していたと感じた部分があります。

これは馬の体質の問題で、厩舎等の関係者を悪く言っているのではありません。
厩舎等の皆様は、むしろ限られた条件の中でかなり頑張ってレースに送りだしていたと思います。

バヌーシーの皆様を含め、関係者の皆様お疲れさまでした。


今後の進路が気になりますが、DMMは地方馬主を持っていないようですので、
地方で走るには、他の馬主に売却となると思われます。
繁殖牝馬となるには、血統はそこそこですが、競争相手も多いのでどうでしょう。
乗馬として引き取っていただければいいのですが、気性がどうでしょう。
DMMの第1期のアイドルホースとして売り出したので、DMMさんも粗雑には
扱わないと思います(願っています)。



※帰ってから写真を確認すると、ピンボケ、ブレの写真が多いです。
改めて馬の写真の難しさを痛感しました。

※この記事は、個人的な感想を思いついたとおりに記載しています。
 別の考え方のかたは、素人が好き勝手なことを言って。と受け流していただければ幸いです。
 ですので、苦情は一切受け付けませんし、苦情に対応することも一切しません。
 ご了承ください。