毎日$30の配当を目指して

均して日々$30の配当受け取りを目指しています。
ほぼ相場を傍観するだけの備忘録的なブログです。

2025/1/5 レーザーテック(6920)

2025年01月05日 | 企業調査
半導体関連銘柄であるレーザーテックの24年6月期決算です。



半導体上に回路を形成する原版であるマスク検査装置を主力とします。 特に最先端向けACTISで市場を独占しており、成長性も前年度比3倍以上となっています。

製品別 2023 2024 増減率
MATRICS 558 573 +3%
ACTIS 404 982 +243%
他半導体 344 260 -24%
その他 31 27 -13%
サービス 189 289 +53%

売上⾼は¥1,528億→¥2,135億、営業利益は¥622億→¥813億と大幅増収増益でした。 主要顧客であるTSMCの好調さを受けての好決算でした。



資産は、現預金が\297億→\381億と増加しています。
その他には、大きな動きは見当たりません。

負債は、有利子負債は未計上のようです。
利益剰余金は\1,055億→\1,465億と増加しています。



営業キャッシュフローは、売上債権や棚卸資産の増減が激しく結構不安定です。 利益率は高いのですが、キャッシュフローは市況の影響が大きそうです。

折からのAIブームで記録した春先の高値から、直近は半値まで落ちました。 この後もトランプ2.0の影響を大きく受けそうです。

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2025/1/4 信越化学(4063)

2025年01月04日 | 企業調査
化学大手である信越化学の24年3月期決算です。



塩化ビニルを主力とする生活環境基盤材料、シリコンウェハ等の半導体材料を扱う電子材料が2本柱となっています。 今期は全セグメントが減収となってしまいました。

セグメント 2022 2023 増減率
生活環境    売上高
基板材料   営業利益
13,080
5,413
10,102
3,219
-23%
-41%
電子材料    売上高
営業利益
8,756
3,014
8,504
2,721
-3%
-10%
機能材料    売上高
営業利益
4,933
1,306
4,252
850
-14%
-35%
加工・商事   売上高
技術サービス 営業利益
1,316
263
1,289
241
-2%
-8%

売上高は\2.8兆→\2.4兆、営業利益は\1.0兆→\0.7兆と減収減益でした。 中国市場の減退と、市況軟化による在庫調整が影響したようです。



資産は、現預金が\1.4兆→\1.7兆と増加しています。
その他には、大きな動きは見当たりません。

負債は、有利子負債は無視できる程度しか計上されていません。
利益剰余金は\3.3兆→\3.5兆と増加しています。



営業キャッシュフローマージンは、28%→31%と3ポイント改善しています。 定期預金の増加で、フリーキャッシュフローがマイナスになったのはご愛敬です。

米中デカップリングの影響が、直接・間接的に影響しています。
もっとも市場の支配力は強いだけに、ポジションは盤石に思えます。

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2025/1/3 銘柄調査(国内ETF編)

2025年01月03日 | 配当
安定した配当生活を構築するための銘柄調査です。
昨年と同じく、国内ETFから1343,1577と1698の配当実績を比較します。



24年の実績は、全銘柄が対前年で増配となりました。
直近利回りは1343>1577,1698で、REITの良さが目立ちます。

増配率
銘柄 利回り 5年 10年 15年
1343 4.63% +3.2% +5.4% +3.4%
1577 3.17% +15.1% +10.5% -
1698 3.15% +16.8% +10.4% +15.9%

増配率では、やはり株式ベースが強さを見せます。
単価ベースでは漸減傾向の1343を見ると、なおさら手を出し難い状況です。

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2025/1/2 ポートフォリオ確認

2025年01月02日 | 振り返り
2023年末と2024年末のポートフォリオ変化の確認です。


2023年

JNJを売って、VYMに集約を開始しました。
まだ見切りがついていないMMMが、ポートフォリオの2位を占めています。


2024年

MMMを売却した資金は、結局ULとVZへ振り向けました。
またCLXも撤収して、代わりに高金利で安値のEDVを加えました。
利下げ局面で、適当な株式へ転換する目論見です。
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2025/1/1 海外投資の進捗

2025年01月01日 | 投資方針
明けましておめでとうございます。
早速ですがコアである海外投資の進捗振り返りです。



2017年に定めた海外投資の目標は下記の通りでした。

◆目標
1)2020年頃には、一日$15相当の配当収入を得る。
2)2025年頃には、一日$30相当の配当収入を得る。

目標1)は、2019年に達成しました。
目標2)は、2024年に初の目減りとなって、達成はかなり困難な見通しです。



1)YOC

4.71→4.78%と増加しています。
何とか同じレベルのパフォーマンスを維持したいところです。




◆対象
1)減配リスクの小さい銘柄
2)配当利回りの高い銘柄
3)増配期待の高い銘柄

減配のMMMからも撤収して、一層VYMへ集中しています。
一方で利下げ期待でBLVとEDVにも投資していますが、果実の収穫は先になりそうです。
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