ふくわらい 西 加奈子 ★★★★☆ 2018年10月17日 | 読書 この作者の作品は初めて読む。 主人公は編集者、鳴木戸定。 感情や振る舞いが、少し偏った性質の毅然とした女性。 子供の頃、紀行作家の父親とともに世界を旅し、 死んだ父の肉を、その地の葬送の儀式で食べた経験を持つ。 グロテスクな顔のプロレスラー、守口廃尊(バイソン)。 一方的に定に言い寄る盲目の青年、武智次郎。 文章のリズムや展開のスピード、しつこくない比喩など、 集中して読破できた。 « 八木重吉 | トップ | 銀河市民 ロバート・A・ハイ... »
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