自己満足度 5点満点で3点
たまたま好きになった人が、叔父さんで、姪だったっつー話。
NHKドラマ「セカンドバージン」の脚本家・大石静が手掛ける"恋は魔物"をテーマにした大人の恋物語。
・・・だったんだろうけど、まだまだだな。
もっとドロドロで、もっとメチャクチャにならないと。
でもさ、菅野美穂がドラマ初回と比べると段々と顔つきがきっつい女になってくのが凄かったわ!
榮倉奈々は素朴で純真な田舎出の女性という設定もあったから、あれくらいのおっとりした感じでも良かったんだろうけど。
視聴者としては、もっと双方で激しく火花散らして欲しかったなと。
ま、でも、榮倉奈々とARATAのキスシーンが何度かあったんだけど、結構、本気モードのキスだったんで、そこは良かったかな。
榮倉奈々演じる森本直子の母親役がキムラ緑子さんだったんだけど、この人はやっぱり上手いね!
在日の大阪のおばちゃんでも、こジャレたご婦人役も、そして本作みたいな素朴な田舎のオカンでも、さらりと演じられる幅と奥行きのある大好きな女優さん。
珍しく溝端淳平が嫉妬心と執念深いいや~な男を演じてた。
終盤は直子に嫌がらせを仕掛けてくるんだけど、目がいっちゃってて、なかなか良い演技してたよ。
結局あの二人は、どこだか情勢の悪い某国で傷ついた兵士か市民を治療するという道を選んでたね。
だけどさ、叔父と姪だともし子どもが生まれたらどーなんだろ?
血が濃いと障害持った子が産まれるとかって言うけど。
どっかの国で、実の父親から性的暴力を長きにわたって受けた女性が、父親の子を産んだってニュースを聞いたことあったよ。
それに比べたら、叔父と姪のほうがまだマシってゆーか・・・。
なんかさ、血縁関係の濃い相手との恋愛モノって、韓流っぽい気もするね。