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54歳 主婦。いつまでも"若くいたい"美魔女を目指し奮闘中!

ルーズな女

2012年11月29日 | 日記

17歳で働きだしたことは先日書いたけど
最初に働きだしたチェーン展開してた喫茶店を3年で辞めて
その後、2軒の飲食店で数年働いたのち
数年後、再び、最初の喫茶店に戻った。


2軒の飲食店のうち
最初の1軒目「カフェ・ド・〇〇」というお店の経営者が
カバみたいに太った体格と顔をしたママだった。

そのママは、とてもルーズな人で
当時、お店の一番上の3階に住んでいて・・・
ところがそこは、
住まいとしては生活環境が整っていない空間で
つまり、台所も無ければお風呂も無い
そこに無理やり住んでいたといったほうが合っている。

食事はなんとかお店に降りてくれば食べられるけど
お風呂はどうしてたんやろ?
銭湯なんか行ってるふうでもなかったけど。
時々、体臭が臭かったし。


そのママには当時、小6の娘さんがいて
この子がまた可愛げの無い子で。
もう30年ほど前やから

今あの子、42,3歳やね。
母子家庭でした。

このママ、ご自身ではデザイナーとかもしてた、というような自慢話をよくしてたけど
1ミリも服飾云々というファッションセンスでもなく。
毎日お店は、私や学生のバイトに任せっきりで
自分は3階の部屋にこもって喰っちゃ寝状態だったと推測する。

時折、お店に降りてきたと思うと
タバコ買ってきてやら
銀行でお金おろしてきてだとか
アレ買ってきてだの、コレ買ってきてだの・・・(主に食べ物)。

ご自分はその間、カウンターに座ってタバコを吸い
そして喘息持ちだったため咳き込むという日々。

そこは昼間はカフェで夜はアルコールも出すというお店だった。
私は朝10時から夜6時までの勤務。

朝、出勤すると、歳の頃なら70そこそこの高齢のお掃除おばあちゃんが掃除してくれてた。

昼間は私ともう一人、学生のバイトでまわしてたが
時々、バイトの子が病気などで欠勤すると
私一人でということも、しばしば。

普通なら経営者のママがお店に出るものなんやろうけど
そのママは3階の部屋にこもったまま出て来やしない!

朝のモーニングで忙しくなり
慌てふためいてる私を見るに見かねて
あろうことか、そのお掃除おばあちゃんをウエートレスとして使うという
前代未聞のカフェだった!

高齢者でも、こ綺麗にしてるお年寄りもいるけど
このおばあちゃんは、
も、ホンマに"おばあちゃん"って感じの人やった。

そんな高齢者ウエートレスがコーヒー持ってきたら
そら、お客さんびっくりするわなぁ~。

でも、このママが手伝ったとしても
お客さん驚いたと思うけど。
「カバがコーヒー持ってきた!」って。

あのカバ・・・いゃ、あのママ
今どこにいて、どうしてるやろ。

ここには確か1年も働いてなかったと思う。

その後、この店で知り合ったおしぼりの配送をしてた人に紹介されて
2軒目の喫茶店で働くことになりました。


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