あらすじ: 熱帯魚店を営んでいる社本(吹越満)と妻・妙子(神楽坂恵)の関係はすでに冷え切っており、家庭は不協和音を奏でていた。
ある日、彼は人当たりが良く面倒見のいい同業者の村田(でんでん)と知り合い、やがて親しく付き合うようになる。
だが、実は村田こそが周りの人間の命を奪う連続殺人犯だと社本が気付いたときはすでに遅く、取り返しのつかない状況に陥っていた。(シネマトゥデイさんより)
2011年1月29日 公開
自己満足度5点満点で 3点
透明にする=殺害&死体遺棄
園子温監督作品はこれと『ヒミズ』しか観てませんけど
うぅ~ん、も~いいわ。
なんか韓国映画を観た後の疲労感に似たものが残る。
エログロでバイオレンスな作品。
けどこれ、実話に基づいてるねんてね。
あの風呂場での解体シーンは
チェ・ミンシクとイ・ビョンホンの
『悪魔をみた』とか『チェイサー』を思い出した。
そもそも、あの嫁二人とも
エロさ半端ないし!
社本(吹越満)の嫁・妙子が村田の店を訪れた時のあの服
あんな胸の開いたワンピ着て行くフツー。
そら、一人娘の美津子(梶原ひかり)もぐれるわなぁ。
私もイヤやねぇあんな女。
実母が亡くなって一年も経たないと言うのに
継母が来て、あの程度の食事で
しかも家でタバコ吸われたら。
村田の嫁・愛子も
普段着であんなエロい服着て店内うろついてるし。
しかし、あの女なかなか死なないね。
ラストでの血まみれになった風呂場でのシーン
あれは役者さん、大変やったやろなぁ。
それにしても主演の吹越満をも喰っちゃってる
でんでんの演技!
こんなおっさんいるよなぁ~って。
結局、一番怖い人って外見的に分かりやすい方々よりも
実はこーゆーごく普通のおっさんやったりするよね。
この手の人間に目を付けられたら
そこで人生終わるよね。
最後に社本が娘に言う
「人生ってのは痛いんだ。」
なりふり構わず生きればそうなるのかも。
ま、でんでんと渡辺哲の濃厚なキスシーンは観たくなかった。