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ナビスコ杯! 命がけの試合展開

2015-06-04 01:41:00 | ベガルタ仙台
ナビスコ杯 アウェイ 川崎フロンターレ戦をスカパー観戦。

 予選突破を目指し、主力がスタメンの川崎。一方、中3日のリーグ戦 サガン鳥栖戦に備えて、主力を温存するベガルタ。ベガルタは若手主体のスタメン、且つアウェイの戦いなので川崎の勢いに押されて、防戦一方の試合展開が予想される。


<前半の感想>
 ベガルタは両サイドを巧みに使い分け、攻撃を仕掛ける。ベガルタのファーストシュートは、リーグ戦 初出場初先発のFW西村。西村の得点を奪う気迫溢れるファーストシュートだった。シュートシーンを振り返ると、相手のパスミスのボールを奪い、センターサークル付近から敵陣右サイドの真ん中らへんまでドリブルで侵入し、隙を見て、右足でシュートを放つ。惜しくもゴール右にそれる。

 ベガルタに次に訪れたチャンスは、山本の敵陣左サイドのドリブル突破。ペナルティエリアの深い位置までドリブルで侵入し、ゴール前へマイナス方向のパス。ゴールの二アサイドに走りこんでいた数人のベガルタの選手を通り越して、ゴール中央に通ったパスに藤村が走りこんで合わせ、左足でシュートを放つ。インサイドキックでコースを狙ったシュートだったが、惜しくも、クロスバーの上を超える。

 そして、前半36分に得点が生まれる。DF蜂須賀の得点だ!敵陣左サイドの真ん中らへんで、蜂須賀のスローインから山本がポストプレー。山本は受けたボールを蜂須賀に戻す。戻されたボールを受けた蜂須賀は、敵陣左サイドから敵陣中央に向かって、スライドするようにドリブルをする。右足で1回、左足で1回、合計2回ドリブルしたあと、左足を振りぬきミドルシュートを放つ。ボールは真っ直ぐに飛び、ゴールの右サイドネットに突き刺さる。ベンチにかけよる蜂須賀は監督やスタッフ、選手たちと抱き合って喜びを表現する。攻めていただけに待望の先制点だった。

 しかし、前半終了間際の44分、同点に追いつかれる。自陣左サイドでベガルタのクリアミスしたボールがゴール前にこぼれた。このこぼれ球を見逃さずに最後まで追った選手がいた。前線に張っており、ベガルタのDFの背後からゴールに向かって飛び出してきた川崎のFW大久保だ。得点を奪う執念を感じた。クリアミスしたボールはちょうど、GK関とベガルタDFの間を通り、GKとDFが見合っている間にベガルタDFの背後から走りこんできた大久保が右足で合わせて同点とした。


前半終了。仙台 1対1 川崎


<後半の感想>
 同点に追いついた川崎は、他会場の途中経過により、勝利すれば決勝トーナメントに進出できる状況。後半開始から、DFに代えて、FW杉本を投入。川崎の監督の攻撃への強い意思を感じる交代だ。一方、ベガルタはDF石川に代わって、渡部が後半開始から出場。川崎は攻めに転じてきたので、後半、ベガルタは防戦一方。FW1人を残して、10人で守備を固める。杉浦が敵をマークするため、DFラインが5人になるときもあった。川崎は相当な前がかりの攻撃を仕掛けてきた証拠だ。

 予選リーグの突破をかけている川崎は、他会場の試合経過が気になるところ。2位通過を争うヴィッセル神戸が、予選突破を決めている首位の名古屋グランパスを相手に、1点リードと速報が流れる。すると、神戸はどんどん追加点をあげ、4点までリードを広げる。川崎はこの試合に勝つことは絶対に必要だが、大量得点で勝利しなければならなくなった。

 ベガルタは後半19分に村上→二見に交代。左SBに入る。二見は少ないチャンスの中でも良い攻め上がりを見せた。ゴール前の藤村のセットプレーもゴールが生まれそうな予感がする。後半32分、ハモンロペスが西村に代わって途中出場。後半のロスタイム、ハモンロペスはドリブル突破でカウンターを仕掛ける。ハモン→山本とパスが渡り、山本がゴール前にパスを出す。パスに走りこんだ杉浦が、飛び出してきた川崎のGKに足をかけられて転んだように見えたが、シュミレーションをとられて杉浦にイエローカード。残念!!

 GK関は最後まで、勇気あるタイミングの良い飛び出しやパンチングで、後半、仙台ゴールをきっちりと守りきった。


試合終了。同点。仙台 1対1 川崎


<全体の感想 >
 今日の試合は、次節のリーグ戦 サガン鳥栖戦に向けて、スタメン選出をアピールする命がけの試合であっただろう。加療のため一時帰国したウイルソンの代役は、どの選手が務めるのだろうか。得点はもちろんだが、後半の川崎の攻撃に耐えた守備も評価できるのではないか。中3日で迎える鳥栖戦、スタメンに注目したい。


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