10月21日は国際反戦デー、反戦の日なのだけど50年ぐらい前はあっちこっちで衝突してましたね。
学生運動が元気だった頃。
中島みゆきの世情という曲でデモ風景が歌われているけれど、あんなデモも代々木公園周辺でよくやってた。
昭和48年のこの日、新宿駅で騒乱事件と言われる反戦を訴えるはずのデモ隊と機動隊が衝突して駅の機能マヒが起きてる。
700人近く逮捕され、逃げ惑って民家にかくまわれたりした。 この頃はまだ庶民は左翼活動に批判的でなく親戚の家で5-6人の活動家学生をかくまっている。
雰囲気が変わったのは、このあとに起きる浅間山荘事件とそれで暴かれた仲間内でのリンチ殺人。
で、個人的にこの日の思い出は1980年のこの日、長嶋茂雄監督が解任されたこと。
某所で缶詰になって研修を受けていたのだが、テレビ、新聞から隔離されていた。
外ではデモ隊の行進が聞こえてきて、携帯もネットもない頃だから密かに持ち込んだラジオを聞いていたら長嶋解任のニュースが。
巨人ファンでは無かったが長嶋は好きだったし、長嶋の率いる野球は面白かった、勝てなかったけれど。
前任の川上監督には長嶋、王の二枚看板で戦えたが、そのうちの一枚が欠けたチームの監督になったのだから大変だったろう。 張本を補強したけれどダメだったよねえ。
個人的にはこんな研修やらせた会社に不信感を極め、翌年辞めてしまった。
もっとドライな環境に身を置きたかった。
終業以降の時間は自分の時間として自分が必要とすることに使えた環境は自分に合っていたのだろう。
ワークライフバランスなんて言葉を10年は先取りした生活だった。
この頃の考え方は50代になってコーチングを行う時に役に立った。
いろいろ経験してみるもんだ
ふと、国際反戦デーから思い出したこと。
いま、あっちこっちで戦争しているけれど、こんな日ぐらい日本で反戦デモ行進しても良いのかも。