昨晩は味スタで天皇杯三回戦。
相手がよりによって東京ヴェルディ。 思わぬところで東京ダービー。
FC東京とともに味スタを本拠地にしているチーム。
東京スタジアム(味の素スタジアムはネーミングライツ)ができたときに等々力を捨て、ヴェルディー川崎から名前を変えて東京進出。
そんな因縁を込めて嫌ってます。
で、2011年にJ2に降格したときに味スタで2回、ホーム、アウエイとして戦ったのが最後。
2012年以来、カテゴリーがJ1,J2と別れ、戦うことがなかった。
それが何の因果か天皇杯で当たるとは。
そして、現在のヴェルディの監督は城福浩、かつて2回FC東京の監督をやり、解任された経歴をお持ち。
こんな状況の対戦だからねえ………。
なんと観客17497人も集まっちゃった。 平日ですよ、いくら19時KOとはいえ。
こんなところにもお互い負けられない試合、というより負けたくない相手との試合を後押しするサポーターの熱さが。
さて両チーム、先週末に試合を行い、更に今週末に試合を設定しているので平日の水曜日に試合が入ると中2日、中3日。 どの選手を出して、誰を次戦に回すか。 監督の采配も見どころ。
さて、ヴェルディ、GK以外の10人を変えてきた。 悪く言えば1.5軍。
で、FC東京、週末の鹿島戦を捨てたようなほぼレギュラー。
こんな一方的になりそうな選手を選んだ試合でも猛暑の日にいくら夜間といえ、マッチアップすれば激しい消耗が起こるわけで。
先週末の疲労だって取れてないだろうから、後半以降はバテバテなのが見え見え。
前半に先制したものの、後半に動きが悪くなり追いつかれる。
天皇杯は毎試合勝ち抜け故に、90分に追加して延長戦15分ハーフの30分を含め、120分を走ったうえで、PK戦にもつれ込む。
両チーム5人が決めていき、サドンデス突入、さらに両チームがゴールを決めていく。
9人目の東が決めるもヴェルディの9人目をGKスオビックがストップ。
熱戦に幕を下ろす。 時計が写ってます、10時……、22時、帰るのも大変。
さて、週末の鹿島戦ですが。
お相手の鹿島は甲府(甲府盆地も暑かったらしい)でこちらもPK戦にもつれ込み、味スタの9人ずつを超える13人目までかかる。
双方、5人目までで2回失敗し、3-3でサドンデスに。 ついに2巡目に入り、ようやく13人目で決着。
そんな120分+PK戦の両者が戦う日曜日、回復するか、へろへろを引きずるか、負けても言い訳はたっぷりできそう。
見に行ければ見に行きたいけれどねえ。