夜行列車

この列車は以前定期列車のころ何度か利用したことはあるが数年前より不定期列車になってからは初めての利用である。ホームに入ってきた列車を見て驚いた。使用車両がJR東海の373系でなく東日本所属の189系に変わっていた。189系は俗に旧国鉄型特急用車両として残るもので貴重な存在になっている。全国的にも第1線を退き、多くは季節列車や、団体列車など臨時運用になっているが浜松駅と189のコラボは私の知る限り現役時代でもなかったのではないかと思う。373のときは固定3編成を3つ繋ぎ9両編成だったがこの189は10両編成となり幾分でも定員は増えているだろう。ただし定期運行時代は多客時期にもう一本臨時列車もあったが今はそれはない。この189も民営化後様々な塗装に変わっているがこの車両は国鉄色のままでそれがまたマニアの魅力になっているようだ。古い車両に変わったとはいえ、373とは違いデッキと分離した客室はやはり落ち着いた雰囲気になる。

浜松駅進入

JR東海所属の373の時代は早朝東京に着くと返す形で折り返し1番列車で静岡行きになっていたが、今は田町電車区に回送されるだけ。

東京駅より回送