安部好巳

山学校を始めよう

生き方 (3)

2013-01-24 | 山学校
2013-01-24
           生 き 方(3)=P・D・S

東京電力は昨日、事故記録映像の未公開だった312時間分を報道関係者に公開したと報じた。

発生時の吉田所長を信じ、大量被ばくを覚悟して行動された作業員の使命感に心を打たれた事忘

れられないでいたからです。反面経営陣に一身を賭して指揮する、気概を持った役員がいないの

に腹立たしくたれも責任を取らない経営陣、役に立たない検査機関を承認してきた議員さんたち

国民の感情も読めていないのでは。

運輸省勤務時代屋上から東京駅を眺めながら、事故にならないことに感心し、駅長はどんな経歴

を持った人がなられるのか職場上司に聞いたことがあります。現場体験を重視してのようです。

皆さんもご存じの指さし確認の源泉でしょう。計画・実行・確認(反省)は、人生もおなじこと

ではないでしょうか。

昨年末急遽衆議院選挙が行われ、安倍政権に変わり毎日賭け事のようなニュースが流れてきます

わたしは、物価を上げてデフレ脱却は望みません、成熟した先進国と評される日本はこれ以上の

資源消費国になることは発展途上国の人たちから見放されると思います。

1983年米国西海岸シリコンバレーに自民党県議団で視察に行きました。1年議員はわたし1

人で、目的は宮崎学園都市建設の用途地域検討のためでした。内容は後日として、大学でカリホ

ールニヤ米のハイブリッドF1の講義を受けました。トウモロコシとおなじで米も制覇されると

思いました。経済至上主義に利他の思いと相反するからです。2008年リーマンショックがお

こり世界中がおかしくなりました。そろそろ「足るを知る」を思い起こし、少々貧しくても心み

たされる安心できる社会を目指すべきではと思いますが皆さんはいかがおもはれますか。

2002-12-19 オーストラリヤに招待されゴールドコーストに25日滞在サーフィン

の観光産業のみで成り立っているまちです。住民は若い時代に給料の半分は公費として徴収され

るらしいのですがのんびりしています。定年後は公費が無料、高速道も殆ど無料ですし、水不足

に行政が苦慮しているとのことでした。マンゴーは街路樹になりビールの製造も自由近所のみな

さんで夕暮れ時から道路で(5m空地義務化)ビールの自慢比べで賑やかなものです。

老後の生活が保証されていることが、生活に安心感があり、こころにゆとりのある姿をうらやま

しく思ったものです。五ヶ瀬川のウォーターフロント事業が検討されていますが80周年を迎え

る私たちの街は市民みんなでつくりたいものです。

       2013-01-24    安 部 好 巳


生き方 (2)

2013-01-21 | 山学校
2013-01-20
            生 き 方 (2)

前号で、南九州をデザインする旅に出かけたことに触れましたが、NHK火野正平心旅で霧島神

宮から沖縄へと放映され目がはなせない、これも出会いの縁であろう。

今年からは朝、昼、毎日15分番組、土曜、日曜は1時間番組で、自治体の取り組みが手に取る

ようにわかる。20年前の行脚が思い出され懐かしい。

計画に当たり、自治体の企画部を訪問すると応対で随分開きがあり、即対応して現地案内をして

くれるのが、稲盛さんの出身地方で、人口も増加していた。リサーチ(調査、研究)の資料が用

意されているか、企業誘致の熱意を判断できるし、港湾整備についても関心事と捉えていました

1957年正月帰省した時、運輸省所管港の細島港、油津港、志布志港、垂水港、鹿児島港等を

視ていますので進展の推移を察すると、自治体リーダーの人格が読めてきます。

さて、稲盛さんの書を初めて手にしたのは、2002-5-29中坊公平さんとの共著「徳と正

義」でした。まえがきの出だしに「ガキ大将」と「ボンボン」の接点とあり、山学校論者ではと

うれしく思ったことをおぼえています。

文中に大学卒業して意中の仕事に就けそうにないといっそのことヤクザにでもなるかと思ったと

書かれている。このことは2005年ころ日野原重明先生と対談でも見受けたことがあります。

瀬戸内寂聴さんの講和で知った忘己利他、日野原先生稲盛先生みなさんが利他の心を説かれます

3.11東日本大震災の発生時の政府、東電幹部、関係部局の対応が明らかになりつつあります

が、高学歴で指導的立場にいたリーダーの言動はお粗末野の一語というほかありません。民放の

二時間番組で尊敬する大学院教授がオール5の生徒が集まる大学も考え直さなければならないの

かなと発言されたことを忘れられません

オリヴィエ・ジエルマントマ著  日本待望論        
アーニー・ガンダーセン著    福島第一原発ー真相と展望
羹 尚中著           続・悩む力

3.11後読んだ本 日本の行く末を案じている。次稿に

      2013-01-20     安 部 好 巳

 

生き方

2013-01-17 | 山学校
 2013-1-17

            生 き 方

なんと、大げさな題をと思われるのを覚悟してこの1年を全うしたいと決めました。

投稿を始めたのが2011年02月15日、本日が701日目になります。

延岡商工会議所青年部で活躍しているWin Winブロガーに手助けして頂き一行の挨拶文のスタートでした。

2012年「日本社長」に稲盛和夫さんが選ばれました。2年で日航を再建し東証に再上場されました。

2005年新春を神奈川県湘南で人格形成の道しるべ「生き方」を手にしました。この正月から読み直し

を始めまして、自分の生き方を再確認して前進したいと思います。

日野原重明先生の「生き方上手」は全財産をなくし、お先真っ暗の状態から立ち上がる勇気を授かりました

人は何のためにこの世に生を受けるのであろうか、それは、周りの人に尽くすために生を受けると。

この一行に元気づけられて、こんにちがあると思う毎日です。また一番守れないのが「恕」(恕、許す)

の言葉です。2004年6月9日隅田川河畔の予防医療センターで人間ドック入り、聖路加国際病院建築

の思いの書を拝読しました。月刊誌「いきいき」主催の東京湾クルーズにも参加させていただきまして、

編集長はじめスタッフのみなさんと接して田舎者の目から鱗が落ちたと思いました。初心を肝に進みます

再度稲盛和夫さんの郷土への思いやりに生き方の何たるか感じています。郷土の街づくりの手本を感じて

いたからです。1996年から8年間鹿児島県、沖縄県、石垣島、西表島などのグランドデザインに参加

させて頂きました。夢を読む仕事ですから採用された時の充実感は格別なものでした。金沢市、富山市ま

で車で出かけていましたから察しがつくでしょう。

延岡市は大型事業が山積しています。市民の協力なくして成就しません、気配り第一に。

     2013-01-17     安 部 好 巳