安部好巳

山学校を始めよう

波を読む 2

2012-04-28 | まちつくり
2012-4-28 波を読む 2

画像訂正と追加をします。

投稿したよる、N H Kニュースで保安院も砕波を考慮すると発表した。体験と現場学で

の判断だが、今頃こんな議論をする事自体理解に苦しむ。以下画像に説明を書きます。

  

外防波堤延長のケーソン(コンクリート製潜函)設置作業、朝凪、夕凪を見定めて実施、

つぎの画像の20トンクレーン船で波と戦いながら沈める、計画線に沈めるのが難題で

経験の優劣で決まる、設置と同時に海水を注入する。先人たちが据付けた頃は伝馬船とか

ぐらさん(地引網漁に使う)で設置したと思われるが、2倍延長の既設防波堤が出来てい

る。敬服した事を記憶している。

  

美空ひばり「乱れ髪」の歌碑があるところの昭和30年2月の風景です。灯台を取り巻く

白い壁は受験勉強の暖かい場所でした。夏の北茨城市五浦海岸岡倉天心画伯六角堂ともに

青春時代の忘れられないところです。


   

職場の技術屋同士で灯台の水銀に乗っている発光灯を見学。


   

至上の恩師で夏の暑い日に赴任してこられ、寮で私の蚊帳のなかで一夜をあかした出会い

がご縁のはじまりで、昭和60年、県議会議員建設常任委員会副委員長として委員の皆さ

んと予算陳情に行きました。その時の港湾局長です。丁度宮崎空港、宮崎港工事着手の予

算取りですからその結果は知る人ぞ知るでしょう。上京したら自宅に伺っています。

右は港が全望できる小高い丘の一隅にあった寮の部屋です。


      


 上  司   工務課計画係の面々 議員当選のお礼に伺った時の事務所所長がいる。    

      


事務所デスク風景、係長は鹿児島出身、恵まれています。

福島県立小名浜水産高等学校グランドで運動会 工務課面々

現場事務所を含む運輸省第二港湾建設局小名浜港工事事務所の面々

当時は、ケーソン製作も直営でしたから、造船用の斜路があり、型枠、鉄筋曲げ、コンク

リート打設、養生、進水式まで一切を職員でやっていたのです。   


 2012-4-26   安 部 好 巳