安部好巳

山学校を始めよう

平成24年を顧みて  

2012-12-26 | まちつくり
 2012-12-26

前回の投稿で触れましたが、延岡市議会本会議の質疑応答すべてを拝聴しました。

突然の衆議院選挙も施行されまして、議員のみなさんも気にかかる議会でしたでしょう

今夕、安倍内閣が発足しますが難問山積の船出とおもわれます。

延岡市も過去に類のない大型事業に取り組んでいます、北浦、北川、北方3町の合併に

よる特例債を見越してのようですが、三北のみなさん、特に高齢者のみなさんの気持ち

は汲まれているのでしょうか。目に見える配慮を期待します。

先日、高速道が延岡JCTから須美江ICまで開通しました。蒲江ICへも見えてきま

した。このリアス式海岸線をどの様に生かしてゆくのか問われます。

私にとりましても思い出の尽きない日豊海岸ですから気がかりです、国道388号線の

川島町から北浦三川内間のペーパーロケーション(地図上での計画)に着手して40年

になります。須美江家族村や古江峠のトンネル位置の岩盤の前に立った記憶が甦ります

観光客を呼び込む構想はできているのでしょうか、今日延岡市のホームページを開けま

したら市政モニター募集欄がありEメール交信で参加を申し込みましたので楽しみです

駅前まちづくり、市庁舎、鮎やな、ゴミ最終処分場、博物館、長期財政計画をHPに示

すべきではありませんか、市庁舎建築予算地震対策に8000万円上乗せと聞く、サン

ドパイルを打つとのこと、延岡市街地は洪積地であることは考慮されていなかったのか

疑問を感じる。延岡の建築士なら考慮しないはずはない。3.11の地震が起きていな

ければ見逃されていたのではないのかと疑いたくなる。

ゴミ処分場は中止すべきだと思う、鮎やなを育てる会のみなさんに聞きたい、簗場上流

にゴミ捨て場があって観光客に清流に育った鮎をどうぞと勧められますか。地下水汚染

深層崩壊の危険区域に如何なる技術があるのか知りたい、着工まえ担当者に訪ねたが

専門家に聞いたので絶対安全だと断られた。下流は延岡市民の飲料地下水宝庫ではない

のか、市街地より下流に適地があるはずだ77か所検討したとのことだったが、箇所に

ついては答えられないだ。深層崩壊や地滑りの現場やじりじりと山が押してくるのを見

ていなければ理解できないだろう。未来永劫危険が0になることはないと思う。

議員のみなさん、予算を議決したことは責任を感じてほしい。

   2012年はこれにて終稿とします。 良いお正月を    

              2012-12-26  安 部 好 巳

感謝の旅 最終章 (2)

2012-12-14 | 日記
 2012-12-14  

 やはり失敗、宮崎県西都市寒川三財川砂防堰堤画像(砂防と共に)より転写。
                     (承諾済み上司松浦義貴さん)

 

 

 

 

        画像追加  安 部 好 巳

西都原考古博物館と古墳群

2012-12-14 | 日記


西都原考古博物館と古墳群をたずねて

はやく投稿しないと毎日アクセスして頂く方々に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、
画像掲載に自信がありません。この投稿もどうなることやら気持ちだけでも汲んで下さい
国政選挙のなか延岡市議会も三日間18名全員の質疑討論を聞きました。感想は後日に。

さて、先般の投稿で西都市出身の上司のことに触れましたが、10年かけて過去の職場で
指導して頂いた方々へのお礼も宮崎県庁で最終章になります。10月20日の県庁向洋会

で多くの先輩、後輩にも会えましたし、11月6日県議会議員OB会で西都市を訪問する
機会に恵まれました。みなさんご存じの限界集落の映画化された寒川は県内砂防河川で

堰堤が発電所の下流に設置されているのはこの堰堤1か所のみです。前号で書きました
1953(昭和28)年御用納めも返上して測量をやり遂げた県職最後の現場なのです。

この「砂防と共に」を頂くまで上司の手により見守って頂いていたとは知りませんでした
感謝の仕様もありません。3年間の短い期間でしたが仕事が楽しくて、7時に出勤し7個

の火鉢に火おこしして、残業でスルメをかじりかじり設計したものです。加えて課長さん
が本県はもとより全国砂防事業を確立された方で、わが人生のTP(転換点)時にご指導

を得てこんにちがあります。ここに師の遺稿を掲載させて頂き、人の道として、自然を愛
し自然に生かされていることを感じていただければ幸いです。

  砂防のこころ 
砂防は絶対現場を見なければならない。自分の足で川を歩き、山を登らなければならない。
自然に大きな変化を与えてはならない。砂防の仕事は自然の中で、自然に挑み、自然を回

復する仕事をするのであるから、その自然をよく見て、自然と調和が取れた姿は何である
かを考えなければならない。そのためにも自分の足で歩かなければならない。
    社団法人全国治水砂防協会(2000):「砂防のこころ 矢野義男追悼著作選」より

     2012-12-14   安 部 好 巳