帰省途中 2015年08月08日 | 日常 (口之津港~鬼池港) 明治から大正にかけて、島原、天草地方の貧しい農家や漁村の娘たちが中国や東南アジア各地に売られていきました。彼女らは”からゆき(唐行きさん)”と呼ばれ貧困の悲劇として語り継がれています。 そのからゆきさんが出航した口之津港を後にして、一路鹿児島へ向かいます。 父の17回忌で早めの帰省となりました。くっきりと雲仙の山々も右手に見えます。どれだけこの海を渡っただろう。幼い子らは . . . 本文を読む