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この時期にどこの山を歩いていたのだろうか・・・。ブログを振り返っていたら懐かしい記事に出会い、この日が昨日のようによみがえって来ました!
(アチさんは改名する前はpoleと呼んでいました)
コース 八天神社~土器山~猿岳~腰巻山~大峠
そよ風さんから「交差縦走しない?」というお誘いを受けて、詳しく『交差縦走』を知らない私は戸惑いました。
『交差縦走』とはお互いの車をチェンジして登山口まで行き、縦走する終点の両側から登り始め、途中ですれ違った地点で車の鍵を返し合い、それぞれのルートを最後まで歩き通し下山口に停めてある自分の車で帰るといったもの。
それなら、シャイなpoleも了解してくれるかもしれない。勢い込んで話す私に根負けした風で「構わないよ」とpoleからOKをもらえました(^^♪
高速道路佐賀大和ICで降車後、神崎のコンビニで車を交換し、そよかぜさん、山馬鹿さん、クラッカーさん3人は大峠登り口へ、私らは土器山登山口の八天神社へ向かいます。
見覚えのある風景だと思ったのは、数年前友人と訪れた九年庵の近くでした。
まず相手の車を分かり易い場所に置いて出発。別名八天山とも呼ばれている土器山ですが、参詣者が上宮の御神体岩に土器(かわらけ)を持参して参る風習があったところから『土器山』と呼ばれる由来になったと登山口に説明されていました。
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花崗岩の岩盤をえぐって付けられた登山道、細い道が続きます。最初の頃は飛行機が発着するようなウォン、ウォンという高速道路を走る車の音が耳に付きましたが、しばらくすると慣れてきました。それもそのはず、腹切り岩から眺めるとすぐ下を高速道路が通っていました。
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今にも崩れ落ちそうな中宮菩提寺の近くには野鳥観察所もある
こちらはかの有名な親不孝岩。岩上から金立公園やエヒメアヤメ自生地付近や日の隈山が眺められます。何と云っても広々とした佐賀平野はのんびりとしていてゆったりとした気分にさせてくれます。
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頂上近くの上宮、数体の花崗岩が重なり合った御神体に「罰当たり」と笑いながら登るpole。
のんびりとはしていられません。次の463峰へ向かいましょう。この縦走路は右手に時々木の葉から見え隠れする脊振連峰を眺めながら、ハミングして歩く散策路のような道。白い花びらが路上に零れ落ちているのに気付き、頭上を見上げるとマシュマロのような花が見えました(クロキでしょうか?)ヒサカキの花も咲き始めています。
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途中、縦走路から東鹿路集落へ下る道がある
土器山を出発して47分後、今日の2峰目にあたる463峰に到着。猿岳と表示されていましたが、猿が出没するのかな?
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計算上そよ風さんらと出会える時が近づきつつあります。何ともスリリング!特に渋い山系では人と全く出会わないので、人と出会える確約がこんなにも待ち焦がれた思いだったとは・・。緊張感と期待でドキドキしながら足を運びました。
おおっ見えた、そよ風さん、山馬鹿さん、クラッカーさんらの頼もしい顔ぶれが!
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キーを返してもらうだけでなく「大峠下山口付近は踏み跡こそないが目印テープがたくさん付いていて、それを探しなが進むと大丈夫」との情報をもらえました。交差縦走の利点は最新の道路状況を教えてもらえるので進むルートの確認が出来、安心して歩ける所にありますね。
名残惜しくお別れして次の485峰へ~。
山中に巨大亀の甲羅の化石発見!
←485峰山頂には紅白のポールが立っているだけ
腰巻山に12時前に到着。計画通りに事が運ぶという喜びは年中行き当たりばったりで暮らしている私にとっては、そうそうないものです。緊張感ほぐれて冷凍して持ってきた酒かす汁におにぎり、ケーキ、コーヒー、デコポン、最後はやっぱりお茶が欲しいよねと新製品のキウイポッキーを取り出し、ずるずるとランチ時間を引き伸ばしてしまいました。
←左上の黄色ビニテープに注目
間違い易いポイントにそよ風さんがビニテープで楽しい走り書きを残してくれていました。見つけるたびに、茶目っけたっぷりな彼女の人柄に触れたような気がします。
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腰巻山からの下り道はマイナーなコースだからでしょうか。
今までと打って変わり渋い道に様変わりしましたが、所々に標識と目印テープがぼんぼりのように垂れ下がっていて、道を見失うことはありません。
縦走して表山と裏山の違いがはっきり感じ取れました。
猿岳あたりまで足を延ばしピストンしていたら、たぶん同じような雰囲気で縦走路がずっと続いていると思い込んだでしょう。
霊山だから守られて来た土器山に対し、車道が入り込んだ腰巻山は犠牲になっていると感じました。植林や鉄塔、テレビアンテナなどが設けられて、人の手で痛めつけられてしまっている・・・。
縦走するとすべての山に通じるそれらのことが明確に分かります。
縦走路に咲きこぼれていた花を最後にアップ
な、何と下山口へ着くと、先に下りたそよ風さんらの姿がありました!
初体験で臆病風を吹かせていた私を心配して出迎えてくれたのです。
すっかり恐縮した私達ですが、poleは交差縦走スタイルがかなりお気に召した様子ですよ。次回は大丈夫です!
そよ風さん、山馬鹿さん、クラッカーさんありがとうございました。
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(アチさんは改名する前はpoleと呼んでいました)
コース 八天神社~土器山~猿岳~腰巻山~大峠
そよ風さんから「交差縦走しない?」というお誘いを受けて、詳しく『交差縦走』を知らない私は戸惑いました。
『交差縦走』とはお互いの車をチェンジして登山口まで行き、縦走する終点の両側から登り始め、途中ですれ違った地点で車の鍵を返し合い、それぞれのルートを最後まで歩き通し下山口に停めてある自分の車で帰るといったもの。
それなら、シャイなpoleも了解してくれるかもしれない。勢い込んで話す私に根負けした風で「構わないよ」とpoleからOKをもらえました(^^♪
高速道路佐賀大和ICで降車後、神崎のコンビニで車を交換し、そよかぜさん、山馬鹿さん、クラッカーさん3人は大峠登り口へ、私らは土器山登山口の八天神社へ向かいます。
見覚えのある風景だと思ったのは、数年前友人と訪れた九年庵の近くでした。
まず相手の車を分かり易い場所に置いて出発。別名八天山とも呼ばれている土器山ですが、参詣者が上宮の御神体岩に土器(かわらけ)を持参して参る風習があったところから『土器山』と呼ばれる由来になったと登山口に説明されていました。
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花崗岩の岩盤をえぐって付けられた登山道、細い道が続きます。最初の頃は飛行機が発着するようなウォン、ウォンという高速道路を走る車の音が耳に付きましたが、しばらくすると慣れてきました。それもそのはず、腹切り岩から眺めるとすぐ下を高速道路が通っていました。
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こちらはかの有名な親不孝岩。岩上から金立公園やエヒメアヤメ自生地付近や日の隈山が眺められます。何と云っても広々とした佐賀平野はのんびりとしていてゆったりとした気分にさせてくれます。
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頂上近くの上宮、数体の花崗岩が重なり合った御神体に「罰当たり」と笑いながら登るpole。
のんびりとはしていられません。次の463峰へ向かいましょう。この縦走路は右手に時々木の葉から見え隠れする脊振連峰を眺めながら、ハミングして歩く散策路のような道。白い花びらが路上に零れ落ちているのに気付き、頭上を見上げるとマシュマロのような花が見えました(クロキでしょうか?)ヒサカキの花も咲き始めています。
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土器山を出発して47分後、今日の2峰目にあたる463峰に到着。猿岳と表示されていましたが、猿が出没するのかな?
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計算上そよ風さんらと出会える時が近づきつつあります。何ともスリリング!特に渋い山系では人と全く出会わないので、人と出会える確約がこんなにも待ち焦がれた思いだったとは・・。緊張感と期待でドキドキしながら足を運びました。
おおっ見えた、そよ風さん、山馬鹿さん、クラッカーさんらの頼もしい顔ぶれが!
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キーを返してもらうだけでなく「大峠下山口付近は踏み跡こそないが目印テープがたくさん付いていて、それを探しなが進むと大丈夫」との情報をもらえました。交差縦走の利点は最新の道路状況を教えてもらえるので進むルートの確認が出来、安心して歩ける所にありますね。
名残惜しくお別れして次の485峰へ~。
山中に巨大亀の甲羅の化石発見!
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腰巻山に12時前に到着。計画通りに事が運ぶという喜びは年中行き当たりばったりで暮らしている私にとっては、そうそうないものです。緊張感ほぐれて冷凍して持ってきた酒かす汁におにぎり、ケーキ、コーヒー、デコポン、最後はやっぱりお茶が欲しいよねと新製品のキウイポッキーを取り出し、ずるずるとランチ時間を引き伸ばしてしまいました。
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間違い易いポイントにそよ風さんがビニテープで楽しい走り書きを残してくれていました。見つけるたびに、茶目っけたっぷりな彼女の人柄に触れたような気がします。
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腰巻山からの下り道はマイナーなコースだからでしょうか。
今までと打って変わり渋い道に様変わりしましたが、所々に標識と目印テープがぼんぼりのように垂れ下がっていて、道を見失うことはありません。
縦走して表山と裏山の違いがはっきり感じ取れました。
猿岳あたりまで足を延ばしピストンしていたら、たぶん同じような雰囲気で縦走路がずっと続いていると思い込んだでしょう。
霊山だから守られて来た土器山に対し、車道が入り込んだ腰巻山は犠牲になっていると感じました。植林や鉄塔、テレビアンテナなどが設けられて、人の手で痛めつけられてしまっている・・・。
縦走するとすべての山に通じるそれらのことが明確に分かります。
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な、何と下山口へ着くと、先に下りたそよ風さんらの姿がありました!
初体験で臆病風を吹かせていた私を心配して出迎えてくれたのです。
すっかり恐縮した私達ですが、poleは交差縦走スタイルがかなりお気に召した様子ですよ。次回は大丈夫です!
そよ風さん、山馬鹿さん、クラッカーさんありがとうございました。
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九年庵のすぐちかくが土器山の登山口
身近な山で山頂近くの腰巻山の標識は横目で
お母ちゃんいつも見るだけです
佐賀まで来てくださったのが嬉しいですね
それもお母ちゃんのところよりわりに近いのですよ、土器山のご神体の大岩の上は
シャイなpoleさんかな
お疲れ様でした。
途中で、そよかぜさんたちの姿を見つけた時には、
リーフもほっとしましたよ~
面白いキーチェンジの山歩き。
リーフも脊振山系でやってみたくなりました。
クロキの花はふんわりに見える”しべ”がかわいいですね~
昨日も金立山で見かけました。
「表山と裏山の違いがはっきり」・・・
さすがに、感性が素晴らしい!
我々の歩いた逆のコースの方が、かなり
難しかったと思います。初めての交差縦
走もなんなく歩かれ、これからが楽しみ
です。
また、宜しくお願いします。
頼りになるpoleさんがいれば
何処も安心ですね。
縦走はここ数年やってなくて、往復ばかりです。車が2台いりますからね。
佐賀も奥が深いんですね。
日曜、九重の縦走に誘われてましたが
仕事で、泣く泣く諦めました。
素晴らしい快晴で樹氷が綺麗だったそうで
ほんとに悔しいわ。
本当に計画通りでした
>面白いキーチェンジの山歩き。
リーフも脊振山系でやってみたくなりました
私達で良かったら、いつでも声を掛けて下さい。
ロングルートの脊振山系でやったらより効力を発揮できますよね。脊振山系には何回か登っているので様子がつかめる分楽に臨めます
次回は大峠から金立山~金敷城山へ交差縦走の予定ですが、こちらは未知のルートでまた別な楽しみが待っていそうです
慣れるまで時間がかかりますが、りんどうさんだったら絶対大丈夫よ
>日曜、九重の縦走に誘われてましたが仕事で、泣く泣く諦めました
こんな時の悔しい気持ち、分かる、分かる
>縦走はここ数年やってなくて、往復ばかりです。
シャイなpoleのおかげでピストンばっかしでしたが、ちょっと道が開けました
勿論!
私達に楽なコースを歩かせて下さったのは合点承知のすけでした
なんせそよ風さん、山馬鹿さん、クラッカーさんが相手じゃ足元にも及びませんよぉ
頑固にマイペースを崩さないpoleと私で良かったら、いつでもお誘いくださいませ
霊山で守られた土器山に対し、車道が入り込んだ腰巻山は犠牲になってると感じました。植林や鉄塔、テレビアンテナなどが設けられて、だいぶ人の手で痛めつけられてしまっていましたね。
縦走すると、すべての山に通じるそれらのことがより明確に分かるので面白いです
腰巻山はTV共聴のケーブルに沿って上り下りしまた。急登ですが、近道です。いつか縦走しようと思っていたのですが、山登りのポリシイが変わって未だ結構せずです
渋い山系だけど、歩いてみないと分からないですもんね。
山馬鹿さんは bambooさんたちのコースの方が難しかったと言いたいみたい。
縦走しながら、逆コースはわかり辛いかもしれない としきりに気にしていましたから。
再来週はまたもやチャレンジがんばろうね!