お盆過ぎに帰ってきたら睡蓮鉢に緋めだかが増えていました。お腹が大きく見えたのはやはり赤ちゃんが居たのです。水を半分入れ替えて、お母さんめだかの影を探しましたがやはり見当たりません・・・。命のバトンタッチを無事に終えて速やかに去っていく彼女らの引き際は、いかに生物界では当たり前のこととは云っても見事です。
睡蓮鉢を覗き込んでいると微かに鼻腔をくすぐる匂いが・・・。「まさか、もう!」と金木犀の木に駆け寄ると、一輪だけ黄金色の花が咲いていました。
「風が心地よく吹き出し、また今年もおじゃましました」
「ようこそ、一年ぶりにお会いできてまた嬉しいですよ」
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睡蓮鉢を覗き込んでいると微かに鼻腔をくすぐる匂いが・・・。「まさか、もう!」と金木犀の木に駆け寄ると、一輪だけ黄金色の花が咲いていました。
「風が心地よく吹き出し、また今年もおじゃましました」
「ようこそ、一年ぶりにお会いできてまた嬉しいですよ」
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