北風にかじかんで咲くマンサクの花

（北風にかじかんで咲くマンサクの花）

暖かい日や寒い日に逆戻りしたりと三寒四温の日々が続いています。でもねぇ、マンサクの花は咲いていると思うよ。笹ヶ岳のマンサクさんは律儀深いんですもの。
久しぶりに気合を入れて黒木から取りつきました。

黒木登山口～西野越え～西岳山頂～笹ヶ岳～中山越～ウナギテ沢～登山口

行動時間　　４時間５０分

風は冷たいけれど、沢の水嵩が増し、せせらぎが音高く流れ早春を間近に感じさせます。

大狐の剃刀にも陽射しが降りそそいで嬉しそう

裸木の木立を眺めるのももういっとき

仰向けになり撮った白い幹はまるでダケカンバだよ！

西岳山頂から経ヶ岳



足元が悪い急斜面をそろりそろり下りて、目的の笹ヶ岳へ～。途中で出会った登山者さんには敢えて訊きません。咲いているかどうかのお楽しみはずっと取っておきたい。
おおっ、咲いている！１分よりもっとまばらな５厘咲きだけど青空に愛らしいくるりんが見えました。

すぐ近くの岩斜面にはつららが銀色に光っています。下の林道から白く反射していたのはやっぱりこの斜面でした。

ウナギテ沢の水量も多く、通常は枯れ沢となっている登山道にも水が溢れて違う様相なのが面白い！

久しぶりに出会った森の旅人・ツチグリは若者でした！

サツマノイナモリ・花びらのフリルもばっちり撮れました

登山口では年配の常連さんが戻って来てないと仲間さんらが心配中。未だ時間は２時半です。しかもお名前を聞き大ベテランの方だったから「その方なら大丈夫ですよ！」と言い置き別れました。夕方のニュースにもなっていなかったからやはり何ともなかったんでしょう。いったいどんなリアクションをされたのかしら