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生態も不思議で見た目にもインパクトのあるギンリョウソウ。山に登り初めて最初に観た時はぎょっとしましたが、例年、梅雨時期になり枯草から顔をのぞかせる姿を見かけると愛嬌を感じるようになりました。銀竜草と書くのに、別名「ユウレイタケ」の響きからイメージを悪くしていてお気の毒です。(きのこではありません)。確かに薄暗い森でそこだけ真っ白に立っているのはぼーっとしていて不気味ですが、お隣の中国では「水晶蘭」ときれいな名前がつけられていました。花言葉の「はにかみ、そっと見守る」で挽回してね。
詳しい図は他からお借りしました。青紫色のめしべをクリーム色のやく(葯)がついた10本のおしべが囲んでいます