連休も終わった。足の状態を確かめるために多良山系へ登ってみたい。手始めに無難なところでも愉しいコースにしよう。
沢にハグロトンボのお出迎え、傍らにはアオモンイトトンボの番が初夏の光の中で戯れている。きらきら
空木の花も真っ盛り
早やっ、イチヤクソウに花芽が伸びている
芳しい香りはハイノキの花だ
山頂近く、落葉樹の樹々には葉が生い茂りすでに若葉から青葉に変わっていて緑陰が濃い。新緑の香りも、登って来る間に匂っていた。私が登れない間に春は去り夏の到来を思わせるまでになっていた。
ランチするいつもの場所は、冬場には葉が落ちて遠くまで見渡せたのに、すっかり新緑に覆われ緑が眩しく目の前に迫っている。「こんな素敵な眺望を見せてもらえるレストランは街ではないよね!」アチさんは肯くばかり。
長くかかると聞き及び自粛を覚悟していたけれど無事に復活、ホームマウンテンに登れるほどまでに回復できた。山に登れる喜びに感謝したい。
まさかオオヤマレンゲ? 大方の蕾が虫食いに遭っていたが、一つだけは丈夫に育っている。森の貴婦人が微笑んだらどうしよう。。。大スクープ間違いなし。