すべて裸山コースと覚悟していた予想が外れ、急斜面を下るとまもなく気持ち良い落葉樹林がなだらかに広がっていました。登山道に沿って紫のホソバリンドウやセンブリの花が目に付き始めます。
ホソバリンドウ
センブリ
最後の急斜面を登りきると12時半に獅子戸岳山頂(1428)到着。獅子戸岳は獅子が丸くうずくまっている形から名付けられたそうです。
新燃岳に登る人間が蟻の群れのように山腹や火口縁をぞろぞろ登っていくのが見えます。本当に皆「好きだねぇ~」。
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昼食後、私たちも蟻になって新燃岳(1421)に登りましたよ。
火口湖は鮮やかなエメラルドグリーンに光っています。新燃岳は長い休眠状態から再噴火した比較的新しい活火山。
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ゴールの山、中岳(1345)はもう間近。左手に頂が覗いているのは高千穂峰です。
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中岳までは時折木製階段がひかれ、初秋の草原には黄金色のススキが輝いていました。
ヤマラッキョウ
キリシマヒゴタイ
ダイモンジソウ
最後のプレゼントはゴールへ近づくに連れ、観るごとに豹変して眼前に姿を現す高千穂峰!これでもか、これでもかと迫って来る山容は威厳がありました。
天地降臨伝説の貫禄充分です。
振り返ると、夕暮れせまるえびの高原のすすき達が別れを惜しんで「さようなら、さようなら」と手を振っているように、風にそよいでいました。
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もう一枚雄大な高千穂峰を!
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途中、「携帯トイレポイント」という見慣れないポールを目にしました。初めて見たので何のことやら分からなかったのですが、下山口に「携帯トイレ捨て」のボックスに気付き納得しました。人の尿による環境破壊を防ぐために携帯トイレを持参するようにと説明されていました。まったく同感です。
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最後の急斜面を登りきると12時半に獅子戸岳山頂(1428)到着。獅子戸岳は獅子が丸くうずくまっている形から名付けられたそうです。
新燃岳に登る人間が蟻の群れのように山腹や火口縁をぞろぞろ登っていくのが見えます。本当に皆「好きだねぇ~」。
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昼食後、私たちも蟻になって新燃岳(1421)に登りましたよ。
火口湖は鮮やかなエメラルドグリーンに光っています。新燃岳は長い休眠状態から再噴火した比較的新しい活火山。
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ゴールの山、中岳(1345)はもう間近。左手に頂が覗いているのは高千穂峰です。
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中岳までは時折木製階段がひかれ、初秋の草原には黄金色のススキが輝いていました。
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最後のプレゼントはゴールへ近づくに連れ、観るごとに豹変して眼前に姿を現す高千穂峰!これでもか、これでもかと迫って来る山容は威厳がありました。
天地降臨伝説の貫禄充分です。
振り返ると、夕暮れせまるえびの高原のすすき達が別れを惜しんで「さようなら、さようなら」と手を振っているように、風にそよいでいました。
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もう一枚雄大な高千穂峰を!
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念願の霧島連山大縦走を完遂されましたね。
えびの高原~韓国岳~獅子戸岳~新燃岳~中岳~高千穂河原
順を追ってのbambooさんの親切で丁寧なレポはとても分かりやすくて、ご一緒に縦走している感覚に陥りました。いい山ですね。
沢山のお写真を有難うございました。
今回利用された下山口と登山口とを、連絡するバスの便があることは、縦走登山者にとっては有難いですね。 私も挑戦したくなりました。
霧島連山は約30万年前に火山活動により形成され、今もなお活動を続けているとのこと、霧島と同様に阿蘇や雲仙でも「地球は生きているだなー」と実感した次第です。
大浪池伝説は可哀想な気がしますね。
山の高さでは富士山には敵いませんが、火口湖の水面の標高が1241mあり、常時水を湛える火口湖しとは日本では最も高い場所にあるとのこと、同じ九州人と致しまして、嬉しくなりました。
話は変わりますが、デビューして間もない頃 松田 聖子が韓国岳に登っているようですね。
私は彼女の歌が好きなものですから…
ホソバリンドウ、センブリ、ヤマラッキョウ、キリシマヒゴタイ、ダイモンジソウ、珍しい花たちに出逢えてよかつたですね。アップして頂き感謝しています。
〉振り返ると、夕暮れせまるえびの高原のすすき達が別れを惜しんで「さようなら、さようなら」と手を振っているように、風にそよいでいました。
「登山教室」山と渓谷社昭和37年1月20日刊に、北アルプス剣沢一帯でのテント山行の講習会の模様が記しあるのですが、bambooさんのレポを拝見して思い出しましたものですから…
山を去る時に「とりまく山々の頂きや岩に、そして残る仲間のテントにも“アゥフビーターゼン”とまた逢う日までの挨拶をかわしてゆく…草を踏み、岩をまたぐ、足取りはたしかに、想いは今迄の山旅にとぶ。」
yanさんが松田聖子の歌をお好きだとは意外です。
実は私も彼女のハスキーがかった声と流れている世界感のファンです。
歌詞を作っている松本隆さんの詩も素晴らしいと思います。
>山を去る時に「とりまく山々の頂きや岩に、そして残る仲間のテントにも“アゥフビーターゼン”とまた逢う日までの挨拶をかわしてゆく…草を踏み、岩をまたぐ、足取りはたしかに、想いは今迄の山旅にとぶ。」
ドイツ語でしょうか?“アゥフビーターゼン”の響きがとても素敵です。
山を降り、雨が降った晩など登った山に咲いている花や岩、道に降り注いでいる情景を想像すると心が和みますよね。
私の心もそこに置き残しているのですから・・・
変化に富んだ縦走、素晴らしい展望、そして
高千穂の峰の勇ましさ、すべてが昨日のことのようです。
また、来年にも行ってみたいと思っています。
ところで、韓国岳の山頂直下はこうなっていたのですね~見たら怖い~
何しろ、その時は霧で、ほとんど見えなかったものですから~
感動の登山だったのを思い出しました。
あれから何度も登って、それでも飽きない山です。
高千穂の峰も達成感があって、面白い山だし・・・
春は大幡と新燃には必ず登ってますが
縦走がなかなか難しいのですよ。
バスが使えんですね。来年はそうしようかしら。
昨日は天山へお邪魔しましたが・・・
センブリはまだ蕾状態でした。yanさんは良く開花したのを見つけられたことと感心しきりの私でした
いつか未踏の大幡にも登るつもりです。
紅葉の時期も行きたいのだけど、久住も待っているし・・・「あ~私には時間はたっぷりあるのだけど
韓国岳を下るときには、展望も開けて遥か向こうの高千穂の峰まで見通せるようになっていました。
ただ、新燃岳の火口湖の色がエメラルドグリーンではなかったのは、どうしてなのかな~
天山に来られたのですね。
リーフは15日に登りました。
白のセンブリは、もうほとんど終わって、蕾のような姿になっていましたね。
今は、ムラサキセンブリとリンドウが主役になっているようで~
自然界にはまだまだ人智は及ばない
pole-poleからの受け売りです。霧島連峰を舞台にしたベストセラー話題作「死都日本」中に「霧島大爆発により排出された噴火煙が地球をおおい、作物が不作となり、窮乏した市民がフランス革命を起こすきっかけを作った」と云う一文が書かれていたそうです。当時日本でも飢饉が起きていましたから、人の生死はまさに自然界のさじ加減しだい・・
白センブリは紫に比べて開花時期が早いのですね!
pole-poleは「蕾だ」、私は「咲きがらよ」といいあいながら探索したのでした
どうりで霧島では白センブリのみが咲いていた分けね。
ありがとう、リーフさん!