晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

懐かしいガリ刷り

2013年01月23日 | 日常
年末に大掃除をしていて懐かしい謄写版を見つけました。これはあまり使い込まれていずにきれいな方です。ワープロが出てくる頃までは活躍していた謄写版です。蝋引きの用紙に鉄筆でガリガリと一字づつ書き込むのはとても魅力的な作業でした。輪転機が出てくるまでは、インクを付けたローラーを一枚ずつ紙の上に転がして刷り上げたものです。インクが顔や手に付き、お気に入りの洋服にくっついた時などは半泣きでした。輪転機が登場してからは蝋引きの用紙ではなく、鉛筆でます目入りの紙に書くのですが、それでも随分便利になったと感じたものです。
あの頃、まさかそれ以上の優れもののパソコンやプリンターが出てくるなんて想像できませんでした。しかも各家庭に備えられるとは!活字の魔法がとけたような感じです。
これから、著名な作家の記念館を訪れても、自筆で書いた原稿用紙などなく愛用していたパソコンが展示されるのでしょうか?

ガリ版刷りを紹介しているサイトを見つけました。覗いたら懐かしいインクの匂いが漂ってきます!挿絵の味わいもなかなかです。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (宵乃)
2013-01-27 08:54:37
ガリ刷りは見たことがないんですが、bambooさんは実際に使ってらしたんですね!
この間テレビで観た「コクリコ坂から」でも、主人公が鉄筆で文字を書く作業をしてました。大変な作業だけど、そのぶん味わいがあるというか…。せめて紙に自分の字で文章を書くことは怠らないようにしたいです。パソコンの展示なんて面白くないですしね(笑)
あと、演奏会のポスター素敵です!
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宵乃さん、コメントありがとう! (bamboo)
2013-01-27 17:11:28
見よう見まねで短い期間だけ使いました。

>「コクリコ坂から」でも、主人公が鉄筆で文字を書く作業をしてました
らしいですね。
私もその場面を楽しみにしていたのですが録画に失敗!

>せめて紙に自分の字で文章を書くことは怠らないようにしたいです。
宵乃さんには絵も描いて欲しいなぁ。
ポスターを褒めて下さってありがとう!
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