今日もオオキツネノカミソリを見る人たちで賑わうメインルートを避けて、閑静なコースを歩く。
薄暗い山中に時折焔立つように咲いているオオキツネノカミソリに出会うとどきっとさせられる。ひっそりと咲いていると情念の花だと思えるが、群落は幽玄さが増してあの世の花といったおどろおどろしさを醸し出している。早く立ち去りたいのに引き止められてしまい身動きが取れなくなってしまう。会いたい気持ちと、出会うのを避けたい気持ちが交錯する不思議な花。
多良山系で秘密の花園を見つけているけれど、あまりのマナーの悪さに、ひっそりと咲く花を静かに見守りたい気持ちが最近強くなってきて黙っているしかない。
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登山口からゆっくり2時間かけて横峰峠に到着。風がひと際涼しくなって温度が下がり22℃となる。右折し逍遥とした稜線樹林帯を落ち葉を踏みながら歩く。短い間隔で石を積み上げた塔を10基ぽつぽつと並べてあるのは境界線を示しているのだろうか。
大花山山頂から中岳と西岳、南笹、笹岳がくっきりと見えた。写っていないが左端には経が岳、右端は五家原が鎮座している。
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横峰越の気温が、真夏の季節にたったの22度とは、気持ちのよかったことが想像できます。
私はこの山域も未踏ですので、近いうちに登りたいと思っていたところでした。
いろいろとお尋ねさせて、頂くこともあるかと存じますが、その節はよろしくお願いいたします。
この時季はどのコースも暑いのでしょうね・・・^^;;
今日は立秋~山も秋の花達です。
花の其の後を見るのも良いですよね!
夏さんは昨年の種を横に新しい花芽が立ち上がっていました♪
増えているなぁ~と言う感じです。
さて暑い日は図書館が一番なんですが、借りすぎてしまうと返す日まで必死で、内容がボロボロになります~(笑)
何とか今日は「きいろいゾウ」を返さなきゃです~--;;
>借りすぎてしまうと返す日まで必死で、内容がボロボロになります
本当!私はそういう時は再度借り直すか、または超過してから「ごめんなさい」
稜線沿いの風と沢水を盗む風音が涼しさアップしてくれますよ。でも下山後の下界の暑さにはたまりません