晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

岩礁の島、軍艦島へ上陸

2009年09月29日 | 日常
遠目に見ると朽ちた建造物などで軍艦の形にそっくりだというところから、長崎では『軍艦島』の異名で呼ばれています。
今世紀、この島から「黒ダイヤ」として石炭が掘り出され、日本の近代化を支えてきました。島には、当時としては最先端の高層鉄筋コンクリートのアパートが林立し、学校、病院から映画館やパチンコ店まですべてがあったそうです。生活水準も高くまさに「未来都市」だったのでしょう。多くの炭鉱労働者と家族が5000人もの人々が東京よりはるかに高い人口密度で暮らしていた島。

でもそこはまるで核戦争爆発後の世界が広がっていました。
原爆が落とされなくとも廃墟は生まれるのか・・・
私には繁栄するために石炭を掘りつくした後の負の遺構としか思えませんでした。





           



           

一番高い住居は職員宿舎で工員家族は周りを囲むように建てられたアパート群に住んでいたらしい。島では水が不足していたはずなのに職員社宅には水洗便所が完備されていたそうです。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
熊本では放映された? (bamboo)
2009-10-01 16:15:04
りんどうさんもTVで観たと掲示板に書かれていましたね。長崎湾内すれすれのところに位置しているので、上陸できるのは一年の3分の1の確率ですって!天候の関係で周囲を巡るだけになったら、料金が一部変換されます。
長崎湾内クルーズも兼ねているので、長崎に来たら是非行って見て
返信する
廃墟 (jelly)
2009-10-01 10:38:09
学生時代、海に浮かぶまるで軍艦みたいな島と教えてもらった記憶があります。
一度テレビで島内(ほとんど建物)の荒廃を放映してるのを見ました。
上陸出来るって初めて知りましたが、行ってみたいな。
返信する
PANDAさんへ(*^_^*) (bamboo)
2009-09-30 15:49:48
周囲4分の1程度を歩けただけで遺構内部は入れませんでした。ガッカリ(*_*;。。。。
もう少し中まで見せてよ~と不満が残りました。
見学したい次男の要望でパソコンから予約したのですが、連休中は満席で取れず、戻る前日の午前中がやっと空きました。県外のお客さんがほとんどよ。
上陸時間は一時間弱ー、コンクリートの照り返しで暑いというより熱いがぴったりで、さるくボランティアガイド高齢者の方が日射病にならない(日陰がほとんどない)か心配したぐらいです。
とんびとイソヒヨドリは元気に高らかに啼いていたけど・・・
返信する
おおw(゜o゜)w (panda)
2009-09-30 15:20:48
上陸したのですね、遠くからは見ることが多いけど、こうしてみるとすっかり廃墟…軍艦島の中はどのくらい歩くことができるのかしら?危ないからごく一部なのでしょうね…
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。