「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
造形リトミック教育研究所 玉野摩知佳
*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー
おはようございます。造形リトミック教育研究所の玉野 摩知佳です。
メソッド【method】 広辞苑には、「方法。方式。メトーデ」とあります。
「○○メソッド」に対する私のイメージは、ある創始者いてさまざまな試行錯誤の末に勝ち取った方法、または偶然に出会った方法、というような感じがします。メソッドとは、簡単に言えばある意味ひとつの流派であるといつも考えています。
造形リトミックは、創始者の玉野良雄が偶然出会った「伝承遊びの絵かきうた」に端を発しております。たった1分たらずの歌で、だれにでもひとつの絵が描けてしまうという遊びです。玉野良雄は、この遊びの中にある科学と可能性に着目しました。そしてさらにこの遊びの先を開拓していこうと、夫妻で数多くの創作絵描き歌を世に出していきました。今私たちが、さらにその先を目指しています。
いろいろな研究や発明のほとんどは、さきがけを担った先輩たちの思いや成果が基礎になっています。そのあとを引き継ぎ、進めるのが後輩の役割だと私は考えています。
絵かき歌は非常に面白いのですが、最初にだれが作ったのかわかりません。また、なぜ作ったのか、どうやって作ったのかは、想像するしかありません。子ども達を前に「鼻かいて、目ーかいて、口かいて・・・お顔ができた!」と口ずさみながら描いていたのが、いつの間にか歌になったのでしょうか?そしてそこにだんだん滑稽な歌詞が面白おかしく歌われるようになったのでしょうか?
しかし何れにしても結果的に長く伝承されていることは、やはりそれに足る価値が絵かき歌にはあるからです。
最初に絵かき歌が作られた時を想像してみましょう。作られた先輩は、きっと誰かに教えたくなったのではないかと思います。そしてその時、感動やサプライズ(驚き)、楽しみを満喫したのではないかと思います。
また私の想像では、最初の先輩はおそらく続けていくつか作ったのではないかと思います。一般に人は、自分がほれ込んで作ったものが何かの形で役に立つのであれば、伝えたいと思うものだからです。そして、さらにもっともっと作りたくなるものです。
明日は、造形リトミックの歌唱造形(絵描き歌)の発祥を振り返ってみたいと思います。
*写真は、神奈川県南足柄市大雄町にある、曹洞宗 大雄山最乗寺の350段を超え る階段です。人里はなれた山中にあります。広大な修行の場で静寂な空間です。
約600年前に一段から上を目指して工事は始まっつたと感じました。
info@zoukei-rythmique.jp 造形リトミック教育研究所
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