4029.~一つひとつの営みが~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「造形リトミック、生活の中で」(3月17日)
おはようございます。所沢教室の榎戸です。
中学1年生のR君。
「来週はお雛様。カバは考えてきたよ」.。
R君とは授業の最後に次回の予定を決めています。
教室のディスプレイを見て「次回はお雛様を作る」という提案です。
「カバ考えてきた」、これは絵をはる場所のことです。
前回画用紙を横につなげて長くし、川で遊ぶ複数のカバを描きました。
自分の部屋に絵をはる場所があるのですが、
今回の作品は長い画用紙になった為、どこにはれるか考えてくることになっていたのです。
一時間の授業がその時間だけで終わるのでなく、
先週から考えてきたことや来週への予定と繋がっていることを嬉しく思っています。
そしてお母さまからは、
「エレファースの作品やワークプリントのおかげで四季折々楽しい生活が送くれています」とのお話がありました。
祝日の意味は勿論、お節料理の由来や冬至夏至等、考えることもなく過ぎていく日々も、
毎年家族で再確認できているとのことでした。
生徒さんが積み重ねる年月に、講師として参加できていることに改めて感謝をしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
学校生活、家庭生活、余暇での社会生活。エレファースでの学習体験も、この中に含まれます。ひとりの生徒さんの中でそれぞれの生活の一つひとつの営みが連関しているのはすばらしいことですね。時間的にも空間的にも連関し、家族、友達、先生、その交わりの中で生活が豊かになること、Elephasが目指しているところです。