発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3666.~記憶する~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「忘れちゃうんだ…」(1月20日)

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

日々の授業の中で生徒さんから、「一生懸命にやっているのに忘れちゃうんだ」

との悲しそうな声を聴くことがあります。

生徒さんにとって、「忘れること=悪いこと」なのでしょう。

「忘れる」というのは大人には当たり前のことですが、算数の公式、国語の漢字など覚えることが成績に直結する生徒さんたちの自信を無くす原因の一つになっているかもしれません。

生徒さんには、

「人はみんな忘れるように出来ているのよ。だって、忘れないと頭も心も一杯になってしまうでしょう?

頭や心が壊れちゃわない様に忘れるように出来ているのよ。

だから、忘れてしまったら何度でも覚えれば良いの」と話すようにしています。

忘れることは当たり前。

それを前提にして、何度でも覚える。忘れてしまった時のためにメモを取るなどの工夫を身に着け、自信を持っていけるように声を掛けていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「忘れちゃうんだ…」という悩み、これは云ってみれば“覚えよう”という意志の表れですね。学習意欲そのものです。ならばその意欲に応え、忘れないようにサポートしてあげましょう。自転車や泳ぎは一度できたら忘れない、と云われます。身体で覚えたことだからです。それに比べ、知識として記憶したことは忘れがちです。ならば、知識を身体的記憶に近づけてあげましょう。それが“練習”(ドリル)です。基礎問題でOKですので、習熟するまで繰り返し練習しましょう。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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