4871.~お勧め 国語の教科書~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「物語そのものを楽しむ」(11月23日)
おはようございます。Elephas 西国分寺教室の横山です。
小学4年生のMくんとは、毎回の授業の初めに国語の読解問題に取り組んでいます。
今月のお話は『山ねこ、おことわり』です。
そして3回目を迎えたとき、Mくんが急に思い出したように、
「あれっ、松井さんはあの『白いぼうし』の松井さんだよね。
そうだ、蝶を逃がした後にタクシーを走らせて、今度は山ねこを乗せたんだよ」と興奮気味に言いました。
Mくんは毎週行っている読解の時間を楽しみにしていて、このお話にも興味が出てきたようです。
「先生。この話はまだ先があるよね。山ねこはどうなるの」と先が気になってしょうがないようです。
読解の問題に取り組みながら物語そのものを楽しむ。
それがMくんの国語の時間です。
Mくんは前に読んだお話もよく覚えていて、どんなお話だったかを講師に教えてくれます。
そして、その話はいつも「要するに」で始まります。
前回行った『ごんぎつね』は、「要するに、ごんはいいやつだった」というのがMくんの『ごんぎつね』でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
教科書の作品をこんなに楽しめる生徒さんがいるでしょうか、Mくんは豊かな物語の世界を持っていらっしゃいますね。物語と物語のつながりもおもしろい、ですね。Mくんとこのように物語を味わっていると、講師としても気持ちが和んでくることでしょう。ご家庭でも是非、教科書をお楽しみください。