発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1728.~いろんな形~

1728.~いろんな形~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。


◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『見て、触れて、繰り返して・・・』(10月30日)
・・・小学2年生のNちゃん。折り紙で三角形・四角形を実際に作り、
   難しかった平面図の問題にも少しずつ答えられるようになっています・・・。


私たちは、算数で”図形”として改めて学ぶ以前に、
4かくも3かくも、まるも遊びの中で経験しています。

おりがみの4かく、はこの4かく、カードの4かく、おにぎりの3かく、ドロップの3かく、きつねの3かく、
おめんのまる、お月さまのまる、つつのまる、ボールのまる・・・。

お月さまはともかく他のものはみな、まず触って経験しています。
おりがみを折れば、4かくが3かくになることも、真しかくが長しかくになることも、いろいろな大きさの角のとんがりも、
手で、指で触れながら経験しています。

これらの経験を通して、図形を直観的に捉える力が育っていきます。
教科としての”図形”は、それに言葉を与え、分類し、分析していく作業です。

図形をこのように直観的に把握していない状態では、
観えていないものに命名し、ことばで分析していくようなものですから、それは皆目見当のつかない作業となります。

たとえば直角三角形と他の3角形の弁別。
直角が観えていれば、それは容易なことですが、
観えていなければ、”一体、何のこと?”と、弁別の基準自体がわからない、ということになり兼ねません。

まずは、形を体験させてあげましょう。
そうすれば、図形の学習はとっても楽しい時間となるはずです。




造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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