4865.~アイディア練って~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「やったー!」(11月16日)
おはようございます。Elephas 中野坂上教室の福沢です。
中野坂上教室には、幼稚園や保育園に通っている生徒さんもいらっしゃいます。
Kくんは、保育園に通っている生徒さんです。
プリント学習よりも、元気に体を動かすのが得意な生徒さんです。
そんなKくんの授業案は、まずはプリント以外を使って考えます。
たとえば、積み木が好きだから積み木を使って。
「5」という数の分解、合成をどのように声掛けしたら興味をもてるかなと、
Kくんの笑顔を思い浮かべながら授業案を作成します。わくわくする時間でもあります。
最近のKくんは、アプリを使って学習することができるようになってきました。
幼児用のアプリを使ってひらがなを書いたり、1年生のアプリを使って数を数えたり、
30分くらい集中して机に向かっていることができます。
もう一つ、講師が驚かされたことがあります。
以前は、講師が
「アプリの準備ができるまで、座って手を膝に置いて待ってください」と言っても、ぴょんぴょんはねていました。
でも、最近では、講師が同じように言うと、
「はい」と言って、椅子に座って手を膝に置いて待っていられるようになったのです。
初めてKくんのそのような姿に出会ったとき、講師は心の中で
「やったー!」と言ってうれしさをかみしめていました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
生徒さんの成長は、講師にとって本当に嬉しいものですね。どんなに小さな変化でも、その一つひとつに対しての「やったー!」という気持ち、どの講師も同じですね。ひとり一人の生徒さんにとって最適な授業案と指導法を練る、講師のそのエネルギーが教室に漲ると教室は活気づきます。良いアイディアが浮かんだときほど、生徒さんの来室が待ち遠しいことはありません。初代の所長もよくそう申していました・・・。