発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4231.~機能を育てる~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ひらがな学習」(11月9日)

おはようございます。西国分寺教室の小川です。

Aさんはご入会間もない生徒さんで、とても明るい性格で、少しシャイでおとなしい面もあるかわいらしい生徒さんです。

無料体験授業を担当し、ご入会後も担当講師として一緒に授業に取り組んでいます。

前述の通り、当塾ではご入会前に無料体験授業をご案内しています。

その際、事前に生徒さんについてヒアリングを行い、生徒さま毎の学習プログラムをご用意して体験授業を実施しています。

ご入会後もその学習プログラムに沿って授業を行い、生徒さんの反応(楽しく取り組んでいるか)や習熟度を勘案し、

必要に応じてプログラムを変更しながら、授業を進めます。

Aさんの親御さまから、

「ひらがなをしっかり覚えて、算数の問題文をしっかりと読めるようになってほしい」とのご要望があり、

只今、ひらがなの読み書きを楽しく、学習中です!

授業の最初に取り組むのは「リズム造形」です。

曲に合わせて発声しながら、画面と同じ記号を描きます(記号と音声の一致)。

Aさんはとても上手に取り組むことができます。

続いて「歌唱言語」でひらがな歌を聞きながら、ひらがなと絵のカードを使用して、

一文字一文字発声し、ゆっくりと、繰り返しながら覚えていきます。

講師が、

「このひらがなは何?」と少しだけ絵も見せながら質問すると、Aさんは少し考えながら、

「おにぎりの“お”」と答えます。講師が「そうだね、正解!」など楽しく、ゆっくりと取り組んでいます。

そして、ひらがなの学習をした後は、「オリジナルテキスト」の音読です。

一文字一文字ゆっくりと読み上げます。読めたひらがなを丸で囲み、講師が、

「今日はこれだけ読めたね。頑張ったね!」と声掛けしながら取り組んでいます。

徐々に読めるひらがなが増えて、丸印が多くなっています。

一歩一歩、少しずつ、Aさんが成長できるようにフォローしていきたいと思っています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aさん、ひらがな学習に楽しく取り組めているようですね。ものの名称、絵の名称、記号の名称、文字の名称・・・と順に、カード遊びのように大いに楽しみながら、頻度高く、取り組みながら、機能を育てていきましょう。機能を育てるためには、楽しさと、頻度が必要です。Aさん、良いスタートがきれましたね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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