3933.~証明問題、スモールステップで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「できそう⇒できた!」(11月27日)
おはようございます。津田沼教室の千山です。
Eさんと数学の証明問題に取り組みました。
初めは何から記述すればいいのか、戸惑ってしまい筆が進みません。
そこで、穴埋め問題を作成しました。
「2つの△って、どれだと思う?」
「仮定って?」
「合同条件ってどれがあてはまる?」
など、ひとつずつ問いかけながら進めていきました。
最初は、少なめの穴埋めでしたが、だんだんと穴を増やしていきました。
また、声かけをしなくても埋められるようになりました。
Eさんが「できそう」と思う課題から、徐々にステップアップしたことで、
Eさんも積極的に課題に取り組むことができました。
これからも、「できそう」「できた」を繰り返してステップアップするEさんをしっかりサポートしていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
正に、スモールステップですね。証明問題は、論理思考のトレーニングです。しかも考えるだけでなく、それを一行ずつ記述していきます。プログラミング的思考に基づく作業です。目的(結論)に向かって、まずどこからスタートすれば良いか、次にどうするか、またその次は、・・・それを講師がスモールステップで導くことによって、Eさんは、みごと結論に辿りつけました。