発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3649.~採点を通して~

3649.~採点を通して~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「今日はわたしが先生?」(12月31日)

おはようございます。国分寺教室の嘉瀬です。
小学生低学年の生徒さんとの授業では、

生徒さんが、「先生に問題作るから考えてね」ということがよくあります。

問題を作ることは良いことなのですが、時間がかかってしまいがちです。

生徒さんは問題を作ることよりも、講師の解答を採点するのを楽しんでいる様子を見て、

事前に生徒さんと同じ問題を講師用に用意して、一緒に解いて、お互いの答案を採点する、ということを行ってみました。

漢字テストでは、生徒さんは採点しながら、「先生、この線長すぎるよ」「ここ、はねるんだっけ?」と

細かいところまでチェックし、赤ペンで直します。

そして答案を返すときには、それぞれの漢字のどこが良くなかったのか、一つずつ説明。

他の人の解答をチェックすることで、気づいたこともあった様子でした。

講師も、自分の答案を採点されるというのが久しぶりで新鮮な気持ちになれた授業でした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

先生ごっこ、塾ごっこのようで、生徒さんはきっととっても楽しかったのでしょう。自身の誤りは受け入れがたいところがあっても、立場が逆ならOK。その気持ちのゆとりで、いろいろなことに気づくことができたようですね。時に自身の誤りをどうしても受け入れられないケースもありますが、そんな場合も採点を自ら行わせてあげることは有効です。誤りを受けとめ修正できることも学習の上での大切な能力です。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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