※本日4月13日より、オンライン授業を開始いたします。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。
3434.~スモールステップで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「動作に声が伴うように」(4月13日)
おはようございます、越谷教室の西です。
お父さまと来室され、お父さまに「行ってきます」とハイタッチをして
スムーズに学習態勢に入れるM君です。
ここのところ、点から点の線描きが大変上達してきました。
「横、縦」連続の十字クロスも点から点へ確実に繋げていけます。
その時に、「スーイ」と言うように 動作に声が伴うようにもなりました。
声が伴う動作には、M君がいかに集中して線を描いているかを感じることが出来るのです。
またランダムに並んだ複数のイラストを、同じ物どうし線で結ぶワークにも集中でき、「スーイ」と線で繋げます。思わず違った方向に手が動いてしまっても、途中でM君は気が付いて、
ぐるーっと戻り、同じ絵と結ぶことが出来ます。
そのぐるーっと回った線が、M君の気持ちを表していて
とても真剣にワークをやっていることがわかります。
真剣に学習する時間が、もっともっと長くなるように頑張っていきましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
M君、たとえまだ集中時間が短くとも、大きな成長ですね。真下にあるイラストに向かって縦線を描くことは大分前からできていましたので、イラストの位置を少しずつ変えて斜めに結ぶ練習をするなど、スモールステップで認知・描画学習を積み重ねてきました。今では、十字形も点結びで描けるのですね。しかも線描に声が伴ったり、方向の誤りを修正したりと、M君自身の課題への積極的な取り組みが感じられます。「M君の気持ちを表す、ぐるーっと回った線」が、まさにそれですね。感動があります。