3641.~小6、発語の芽生え~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「ラ…(ライオンのラ)と声が」(12月10日)
おはようございます。津田沼教室の堀です。
Aさんは教室に通い始めの頃は発語が無く、時折自分の思うようにいかないと癇癪を起こしていましたが
絵を描くことを楽しみに2年がたちました。
少しずつ、筆談が出来るようになり態勢が整い、予定表にそって穏やかな授業が出来るようになってきました。
そして、発語は…と待っていました。
先日、Aさんに好きな動物をたずねたところ、その答えを書きながらAさんが
「ラ…(ライオンのラ)」と声に出していました。
とても驚き感動しましたが出来るだけ落ち着いて
「Aちゃん、今『ラ』って上手に言えたね」と声をかけました。
Aさんは嬉しそうに大きく頷いていました。
そしてその後も文字を書きながら発音をしているのを何度か聞くことができました。
本当にとても嬉しい瞬間でした。
これから先の変化がとても楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
それはそれは、嬉しい出来事でしたね。”楽しむ“ことから得られる力は、ぽんとうに大きいですね。Aさんは、小学6年生。発語における可能性は、まだまだあります。「その後も文字を書きながら発音をしているのを何度か聞くことができました」とのこと。いっそう、大きな可能性が感じられます。楽しみですね。