発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

263.あすから8月

263.あすから8月
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 今日は、7月31日。20日前後から始まった夏休みも、10日程が過ぎました。1学期の疲れの回復、1学期の生活の整理、生活表づくりはできましたか?生活表にそった生活の実行は、いかがですか?

 月の区切りは、生活の仕切り直しにちょうどいいチャンスです。もし、うまく生活が回転していないようでしたら、「あしたからが、ほんかく的夏休み!」として、仕切り直しをしましょう。

 カレンダーもふた月にまたがらず1枚で見渡しやすくなりますから、生活表と共に日程の見直しをしましょう。カレンダーを通して学べることもたくさんあります。
・1ヶ月ってどのくらいの長さ?
・何日あるの?
・1週間がどんなふうに並んでいるの?
 「・・1日が土曜日で、あと4週間あって、そのあと30日31日の2日だね」というふうに。

 1ヶ月の日程の並びが大まかに把握できたら、予定を文字または絵で書き込んでいきましょう。カレンダーを意識して生活していくと、
「明日は○○」「あさっては□□」「きのうは○○したね」「□□したのは、おとといだったね」と意識の中に時間軸を形成していくことができます。
「○日後」「○日前」「あと何日たったら」「何日間、□□」(たとえば旅行が3日間)など、時間の流れや長さ(幅)を理解させていくこともできます。

 お子さんと生活を共にする時間が長く、外出や地域の行事など生活に変化の多い夏休みは、こんな学習を通して、カレンダーに基づいた生活の意識作りをしてみましょう。それと同時に、生活表ももう一度見直して、楽しく気持ちのいい毎日を過ごしましょう。カレンダーに書き込んだお楽しみも、その強化子として利用できますね。


造形リトミック教育研究所
>>ホームページ http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp

なかのひと
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