発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4824.~造形リトミック 作業を通して~

4824.~造形リトミック 作業を通して~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「切る、描く」(9月30日)

おはようございます。Elephas 所沢教室の増原です。

歌に合わせてハサミを使うのが大好きな社会人のD君。

でも途中で

「もういいよ」というようにハサミを置いてしまうことがあります。

「じゃあ今度は先生がお手伝いね」と言うと、

ちょっと甘えたような表情で切りかけのパーツとハサミを講師の方へ移動させます。

いつもきちんと刃を閉じてからハサミを置いています。

カレンダーに貼るぶどうの丸を切る時も、数が多いので途中で交代するつもりでいました。

が、予想に反して全て1人で切り終えました。

別の日には、用意していた創造造形ではなくクレヨンケースを手に取り、

絵を描きたいというはっきりした意思表示がありました。

動画を見ながら、『うさぎ』と『お月見』の絵を一緒に描いて満足げなD君。

その時々に自分のやりたいことをはっきりと伝えられるようになってきました。

様々な取り組みを通じてコミュニケーション力を高めていくのも大切な課題のひとつになっています。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

D君は、Elephas絵画展に毎回欠かすことなく出展されていますね。造形リトミックを存分に楽しんでいらっしゃいます。その造形作業を通して、表現力だけではなく、コミュニケーション力も育まれていきます。来年度4月には第10回Elephas絵画展を開催いたします、一つの区切りです。D君の作品、また楽しみにしていますね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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