町並み保存地区の北の端にある照蓮寺に、トコトコ向かう。(前回の地図の一番上の寺)
寺院の看板から見ても分かるように、
「竹原」の地名は荘園を管理した竹原小早川氏の名前からとも、或いは竹の野原だったからとも?。
大きな本堂の左手をどんどん奥へと進むと、主人の母方の墓が立っていました。
「う~ん、そういえば~」と思い返せば、この方は、
結婚の挨拶で、竹原に来た折に会った事のあるおじいさんでした。(昭和56年没)
この寺には、川沿いの銅像がある「頼山陽」の祖父頼惟清(ただすが)の墓もありました。
左側の階段を降りた所に酒作り用の井戸があり、トラックに載せたタンクに吸水中。
未だに町なかで井戸水がくみ取られている事に、少し驚いた。
来た道を折り返して、2年前に警察署の跡地に出来た「道の駅 たけはら」に戻る。
「まちなか交流館」と掲げられてように、道沿いだけれど、JR竹原駅から歩いてなんと、10分。
住宅地に囲まれて、近くにはスーパーもある公民館的な場所。
おそらく、町並み保存地区の駐車場とトイレ休憩所の兼ね合いで建てられたのだろう。
(創作フレンチレストラン併設)
休日は、駐車場が混雑して入れない時もあり、交通整理の人が頑張って働いています。
道の駅から、照蓮寺にかけて、「地蔵祭り」の為に白い紐と白い紙縒りがぐるりと回っていました。
何とも言えない祭りの風情。
町なかに私の腰の高さ位に設置された四角い地蔵堂があったのですが、
「よいしょ」と登ったおばあさん達が、地蔵堂の中でお茶やお菓子を楽しそうに食べながら談笑。
道の駅の地蔵堂は、建設の際少し移動したので真新しい骨組となっています。、
ここも同じように、近所のおばさん達が座り込んで談笑。(初めて見る光景)
弟さんに聴いてみると「いつもこんな感じで、井戸端会議してる」。
最後にフェリー乗り場の先の高台から、美しい瀬戸内の眺め。
海沿いに火力発電所があり、島々に鉄塔を経由して電気が送られています。
初めて竹原に来て瀬戸内海を見た時、地平線が島々に隠れて見えないので、
「海と言うより、湖みたい」と感じたものです。
この先には「バンブー・ジョイ・ハイランド」と名付けられた公園もあります。
広い敷地に子供の遊具などもあり、森林浴(桜の名所)も楽しめる市民憩いの広場です。
私は以前子供達と坂の芝生を滑る遊具場で、遊んだことがあります。
今は更に体育館やテニスコートも建設され、賑わっているようです。
町並み保存地区の「旧家の中も見学したっかたな~」と思いつつ、
日帰り旅行なので、夕方4時前には竹原を後にした。
**松江から車は、山陰道吉田IC~三次そして「広島空港」の看板を追って行くと竹原に4時間弱。
バスは広島まで3時間。広島バスセンターでかぐや姫号に乗り70分。
広島から電車に乗ると、途中乗り換えて70分。
今年4月に公開された「ももへの手紙」の舞台大崎下島には、竹原からフェリーですぐ。
原田知世の「時をかける少女」でも照蓮寺近くの胡堂(えびすどう)が登場しましたが、
いまや時代はアニメ。
アニメファンでない私も、「誰かが行って感動するなら、行ってみようか」と駆け出します。
「情緒豊かでとても静かなわが故郷松江を描いてくれる人は、いないかな~」とふと思う。
生まれ育った松江に訪れる人が増えるように松江紹介。
日々、手編みやガーデニングを楽しんでいる。
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