曇天の休日、Tと祖母の墓参りのついでに探検してみることにした。
愛宕山(あたごやま)の極楽寺から駅方面に歩くこと5分。
「木綿街道」は、平田大橋の右の宮之町の先にあるのだろう思っていたが、実際は左。
momen-kaidou.jp/
なんとここは、片原町、祖母の居た街であった。
私が4歳の時祖母は亡くなり、訪れることが無くなった空間。
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大好きな優しい祖母に10円玉を手渡され、
兄と二人で、平田大橋のたもとにあった駄菓子屋に行くことが楽しみだった。
(10円で駄菓子がひとつ買えました)
幼い頃の事なので、祖母の家の前が生姜糖屋さん、隣が醤油屋さんだったという記憶が無い。
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木綿街道と記された多くの暖簾が風に吹かれ、交流館で手打ち蕎麦を頂いた。
すたすた歩くと温泉「ゆらり」旬鮮市場「ぶらり」が見え、ここにPがあったのかと納得。
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横丁大橋から曲がって対岸から平田船遊覧船を眺めながら戻る。
乗船はしなかったけれど、船頭さんに色々話しを伺った。
350年前は、この川の向こうには土地は無く、宍道湖。
写真の左の大きな木は、「荒神さん」と祀られる船着き場の目印。
船の荷揚げで賑わった木綿街道だったので、江戸時代のお屋敷が今も残り、
酒屋や醤油屋さんの立ち並ぶ商人の街が今もあるんだな~。
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祖母の住んで居た家は、この写真の右端の奥の方だった。
叔父たちは、家から釣り糸を垂らして遊んでいたらしい。
***小さな街なので、歴史をちょっと学んでからいくと楽しめそうです。
宮之町の宇美神社にも初めてお参りしてきました。(6月13日)***