歩きながら 思うこと

充分大人だけど ココロは育ちざかり。営業女子のひとり言と 日々の気付きの覚え書き

やっぱり猫が好き

2020-01-03 18:00:00 | 日記
今日、1月3日は母の生まれた日。
私の大事な記念日です。
子供のころは知ってたのかもしれないけれど、それよりもお正月の楽しみが忙しくお母さんおめでとう、なんて言ったことないような気がします。
意識するようになったのはここ10年ほど。
実際に伝えられなくなってからだ。

印象に残る時間というのが時々フッと舞い降りてくる。

私は動物に囲まれて育ってきた。
山羊とかウサギとか、牛は大きすぎてちょっとびびったけれど近くにそういうものがいることが普通だったので今でも大好きで見かけると子供の頃の記憶がすぐに蘇るよ。

まだ小学生だったある日、友達のところに遊びに行った私はそこで信じられないほど可愛らしいものを見てしまったのです。
『仔猫』。
ハチワレさんでちっちゃくてまだ毛の密度がそんなにしっかりしてなくてホワホワ。
にゃーじゃなくミーって鳴く••••
そのなんとも可愛らしい生き物を誰に許可を取るでもなくお連れしてしまいました。
小学校の近くの空き家に。
今思えばなんの考えもなくどうするつもりだったのか。
朝、家からなにか食べるものを持ってそこに立ち寄り、帰りは給食の何かを持って立ち寄っていたように覚えてる。
だけど、そんなことが長く続くわけもなく
いつしか担任の先生と母がそこにいてウチに連れて帰ったのが人生初の猫『ミーちゃん』。
母は特に叱るでもなく、受け入れてくれたように思う。
ミーちゃんは母のことが大好きで家族の中では1番なついてたなぁ。
母も猫大好きで、そこは母から一番強く受け継いだところなんだろうと思う。
ハチワレさんを見るとその頃のことが鮮明に私の身体に蘇ります。
不思議だけど、一瞬のうちにね。
とてもとても印象に残っているのはミーちゃんが母のお風呂について入ること。
脱衣の棚に飛び乗ってそこでジッと待ってる。
母のお風呂の用事が終わるとミーちゃんの番が回ってくるのだ。
温かいお湯で洗ったタオルでミーちゃんが身体中拭かれるのだ、グルグルゴロゴロいいながら。
それを見ている私もすごく幸せを感じていて母もミーちゃんもどっちも羨ましかったのを覚えている。

お母さん、今私のすぐ近くにひめちゃんがいるよ。
お母さんもなでなでしてくれたあの子。
18歳なの。
でもとても元気で今もグルグルゴロゴロいってくれてる。
ねこさんのグルグルゴロゴロは一人づつ全部違う音なんだけど、聴いてるだけで幸せになるよね〜。
お母さんの猫好きDNAを受け継いで良かったよ。
これを書いている今、どこかでお母さんも猫の頭を撫でているのかもしれないな。

お母さん、生まれてきてくれてありがとう。








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