疾風ロンド (実業之日本社文庫) | |
東野 圭吾 | |
実業之日本社 |
医科学研究所が違法に保管していた恐ろしい新型生物兵器“K-55”が何者かに盗み出される。犯人は研究所を解雇された元研究員の葛原で、メールで3億円を要求し、添付の写真には“K-55”の隠し場所に置かれた目印のテディベアが写っていた。所長の東郷と主任研究員の栗林が警察にも通報できずに困惑していたところ、当の葛原が事故死したとの連絡が入る。所長から“K-55”を秘密裏に回収するよう無理難題を押しつけられた東郷は、わずかな手がかりから、日本最大級の野沢温泉スキー場へと捜索に向かうのだったが…。
映画館 ★★★★
この「疾風ロンド」は原作の文庫本を二度買ってしまったという私にとってはちょっと恥ずかしいお話(笑)
話のきっかけが「復活の日」を思い出させましたが、原作の持つ奇想天外なコミカルさはちゃんと映像化されてましたね。原作を読んでいない人がこれをみたら怒るかもしれませんが、読んだ人には納得の映画化です。またそのギャグの演出もベタでベタで(笑)めちゃ昭和の薫りが漂ってました。
実はこの「疾風ロンド」は同じ雪山スキーシリーズの「白銀ジャック」と関ジャニ大倉と大島優子の役が主人公での連続ドラマとなっているんです。TVドラマ化された時には岡田将生と山下リオが演じていましたが。
この映画の最大の魅力はやはりスキーとスノボのシーンでした。思った以上にそういうシーンが多かったので、若者のスキー離れの歯止めになればいいなぁなんてことも思います。。。私は一度も経験無いですが(笑)
「白銀は招くよ」なんて懐かしい歌が頭のなかで流れていました(笑)
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