極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

アイミタガイ (2024)105分

2024-11-02 16:27:32 | 日本映画(映画館)



 恋人の澄人との結婚に踏み切れずにいるウェディングプランナーの梓は、カメラマンとして活躍する親友の叶海が突然の事故で亡くなったとの知らせを受ける。梓は、もう叶海が読んでくれることはないと分かりながらも、彼女のスマホにメッセージを送り続ける。一方、叶海の両親は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取る。娘の死を受け止めきれない2人は、やがて今も娘のスマホにメッセージが届いていることに気づくのだったが…。


  映画館 ★★★★


 「相身互い」という言葉は「情けは人の為ならず」と同じような意味かなと思っていましたが、ちょっと違うようです。
★相身互い 同じ境遇にある者どうしが同情し、助け合うこと。また、その間柄。
★情けは人の為ならず 人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
 こうして並べると、やはり全く違ってますね。

 さて、この作品は一組の女友達の周りで起こる15年ほどの物語ですが、群像劇であるとも言えます。余り書くとネタバレになるので詳しくはかけませんが、一地方都市(と言っても舞台である桑名市は13万人住んでいますが)での狭い範囲で起こる心温まる偶然の連続です。ちゃんと伏線回収もでき・・・っていうか、「よくできた話」過ぎるという気もしますが、中学時代に転校生である梓をかばってくれた叶海との出会いが、多くの人の心を暖かくしてくれます。
 この映画に悪い人はいません。。。転校生の梓をちょっといじめる3人の女の子以外は(笑)

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