極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

DS文学全集に挑む 11

2008-05-03 08:54:09 | DS文学全集
「蟹工船」再脚光…格差嘆き若者共感、増刷で売り上げ5倍(読売新聞) - goo ニュース

前回は菊池寛をここで取り上げて、今回は小林多喜二なんですが、間に数名いるんです(笑)

 国木田独歩、幸田露伴、倉田百三、小泉八雲、黒岩涙香などなど・・・
国木田独歩の2作品は読みましたし、「耳無芳一の話」も読みました(笑)幸田露伴の「五重塔」や倉田百三の「出家とその弟子」は投げ出しちゃいました(笑)

 で、「蟹工船」ですが、読売新聞でも取り上げられていたので、早速感想を書かないとって(笑)

 まずは小林多喜二のご紹介

小林 多喜二(こばやし たきじ、1903年10月13日 - 1933年2月20日)は、日本のプロレタリア文学の代表的な作家・小説家である。秋田県北秋田郡下川沿村(現大館市)生まれ。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 小林多喜二は特高による拷問により殺害されました。
確かに「蟹工船」を読んでみたら、今読んでもちょっと過激に感じられる描写も多かったです。しかし、なかなか下品で面白く、中学生や高校生には読ませたくない内容でもありました(笑)いやぁ・・・こんな話とは思わなかったです(笑)

確かに読売新聞の記事に取り上げられているように、「ワーキングプア」「格差社会」って者が現代に通じるかもしれませんが、私はいい加減で情けなくもたくましい昔懐かしい男たちの群像劇として楽しく読めました。

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