極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

うらさだ  さだまさしとゆかいな仲間たち 小学館文庫

2023-07-13 18:27:01 | さだまさし



 デビュー50周年を彩る豪華面々のさだ論!さだまさしの「うらの顔」を知る知識人たちによる「さだ論」が待望の文庫化!
デビュー50周年特別企画として、グレープの吉田政美が結成と解散にまつわる裏話や再結成をめぐる悲喜こもごもを初披露!
コンサート回数は日本一の4600回超。作った曲は600曲以上。著書はベストセラー。かつて背負った借金は35億円。
何より「さだまさし」によって人生が変わったという著名人は多い。
彼らの証言から「さだまさしの秘密」を探る。
案内人は寺岡呼人。



 10年ほど前、朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」という作品がベストセラーになり、映画もなかなかいい出来でしたが・・・・って、何を言いたいかと言うと、この「うらさだ」にはさだまさしの文章は出てきません。要するに彼を取り巻く人々のさだまさしエピソードトークで成り立っている本です。中でも笑福亭鶴瓶と立川談春の対談と、「生さだ」プロデューサーと放送作家の対談は本当に面白かったです。

 ようするに、さだまさしのことが嫌いな人にとってはとてつもなく胸糞悪くなるような、「よいしょ」「忖度」で成り立っている本です。逆に言えばさだまさしファンにとっては「うんうん」とうなずけることも多く、マニア向けの本ですね。

 ゆかいな仲間たちを紹介すると・・・
●笑福亭鶴瓶×立川談春
●高見沢俊彦
●鎌田實
●小林幸子
●ナオト・インティライミ
●カズレーザー
●泉谷しげる
●レキシ
●若旦那
●堀江貴文
 このようなさだまさしファンにはおなじみの面々です。岩崎宏美とももクロがいないのがちょっと残念だけど(笑)

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