新装版 寄生獣(1) (KCデラックス アフタヌーン) | |
岩明 均 | |
講談社 |
ある日突然、地球に謎の寄生生物“パラサイト”が出現した。パラサイトは人間の体内に侵入すると脳を食べてその人間の身体を乗っ取り、他の人間を次々と捕食していく凶暴な知的生命体だった。そんなパラサイトの増殖は、人間社会に気づかれることなく、水面下で徐々に進行していた。ごく普通の高校生・泉新一は、ある時パラサイトに寄生されてしまうが、偶然にも脳への侵入は阻止することに成功する。新一の身体全体の乗っ取りに失敗したパラサイトは、やむを得ず彼の右手に居座り、自らを“ミギー”と名乗って、新一に互いの生存のために協力し合うことを提案する。
映画館 ★★★★
概要文にも書きましたが、クライマックスシーンが実は十三の淀川河川敷で撮影されていました。十三大橋は映るし、死闘の後余韻を残すようにマーブル色のおなじみの車体が流れるように・・・なんてめちゃネタバレ?(笑)エンドクレジットにも撮影協力阪急電鉄って書かれてましたよ。
なんて、映画の内容には全く関係のない話から書き始めましたが、この「寄生獣」の映画化は原作に忠実に・・・あまりにも忠実に描かれているので「おいおい、映画のオリジナリティは無いん?」なんて贅沢な事も言いたくなりました。
深津絵里の役どころが重要な役なので期待していましたが、なかなかいい出来です。ただ、もう少しクールビューティな感じ。。。例えば中谷美紀のような感じが良かったかな?深津絵里だからこそ出せる「重さ」が原作とはちょっと違う気もします。
そうなんですね。原作はどのシーンもみんなカラカラに乾いてるんです。乾いてるからこそ残酷な殺戮場面も生きてくるのですが、映画ではずいぶん血と汗と体温を感じることが出来ました。この部分が映画オリジナルといえばオリジナルかも知れません。
ミギーの声(ひょっとしたら、あの口も本人のものかも)を演じた阿部サダヲもなかなか良かったです。國村隼の大阪弁も良かったです。
そそ、もちろん主人公役の染谷将太もいいですよ。彼の泣き顔もいい感じに青春映画しています。
十三の淀川河川敷だったんですね。
梅田のビル群が写っていたので
見たことある景色だなと思っていました。
大阪で撮影したのかなとは思っていたんですが。
ミギーの口,歯磨くのかな(笑)
妻子は「怖いのは嫌」なんて、私一人で(笑)
ミギーは話すための口なんだろうね(笑)
栄養分は血管からだろうし(笑)
完結編も面白そうですね。
「今、寄生虫」 は、ホントは「今、帰省中」とした積りが誤変換でしたが、他にも次のような誤変換もあります。(^^ゞ
「取引先に行ってきます」 と 送ったつもりが 【鳥引き裂きに行ってきます】 と誤変換 。
原作がめちゃ面白いんです。
すごく深くて面白いので機会があれば原作をどうぞ。