八千草薫さんが88歳で亡くなりました。数年前から病気と戦いながらでしたが、88歳なら。。。なんて、こういうことは思っていてもけっして口に出してはいけません。
私が八千草薫さんを初めて認識したのは1975年(私は中3)の山口百恵&三浦友和の「赤い疑惑」です。ヒロインのお母さん役でしたが、いろいろあって6話で降板しました。で、7話からは渡辺美佐子さんに交代したわけですが。彼女はこの1970年代なかばに、後々に色々と語りつがれるドラマに出演しています。年齢で言えば40代半ばとめちゃくちゃ女盛りです(笑)今の私よりも15歳近く若いっていうのもめちゃ変な感じですが。
1975年 俺たちの旅
1976年 前略おふくろ様Ⅱ
1977年 岸辺のアルバム
なかでも「岸辺のアルバム」はジャニス・イアンのテーマソングと多摩川決壊による家が流されるシーン。。。先日のような台風や大雨で川が決壊したり、家が流されるシーンを見るたびにこの「岸辺のアルバム」を思い出しますが、このドラマも実際に1974年に起こった多摩川決壊がヒントとなり、その時の映像も使っているわけですが。
めちゃ貞淑な妻が不倫に走るという衝撃。。。私は当時多感なセブンティーンなわけで、母親が不倫するなんてありえないって思っていた初なチェリーボーイでした(笑)
あと・・・
これも作品はずいぶん古いのですが、DVDが安くなってきた事もあって買ったのが1960年に東宝特撮映画「ガス人間第一号」ですね。彼女が29歳くらいの作品ですが、めちゃめちゃキレイです。個々のブログでも何度か紹介しています。。。
2000年以降(70歳以降)の彼女の仕事量は半端なく、映画に15本、うち主演2本。TVドラマに40本、舞台やCMにも引っ張りだこでしたね。
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