1966年、ビートルズが初来日し、日本武道館でコンサートを行い日本中が大騒ぎとなる社会現象を巻き起こした。本作は、当時の熱狂の様子と、伝説の武道館公演がいかにして実現したのか、その知られざる舞台裏を、ミュージシャンやイベント関係者をはじめ50名以上の証言を通して明らかにしていく音楽ドキュメンタリー。
WOWOW ★★★★
私のようなビートルズファンにとっては、当時を知る貴重な証言集としてとても楽しめました。黒柳徹子、加山雄三を筆頭に、当時の東芝のビートルズ担当ディレクターで高嶋ちさ子のパパ(高島忠夫の弟さん)などの裏方さんから、ビートルズが解散してから生まれた世代など、50人ほどの貴重なインタビュー集です。
加山雄三は、ビートルズ来日時にはすでに大スターですし、ジョン・レノンよりも3歳年上ってことで、当時ビートルズのことを知らないのにレコード会社の企画でホテルまで会いに行き、すき焼きまで食べたということです。この映画の中では語られてはいませんが、加山雄三とジョン・レノン未亡人オノ・ヨーコとはめちゃめちゃ遠い親戚関係にあるとか。
きたやまおさむの元気な姿を見られたのも嬉しかったですが、一番衝撃を受けたのは長沢純でしたね。
私はもちろんスリーファンキーズのことは知りませんが、1970年代初期の全日本歌謡選手権の司会者だったこととか、WOWOW制作で大林監督作品の「理由」にも出ていましたが、これもすでに20年近く前なわけで、今年82歳になる彼は、病気でもしたのか、すっかり普通のおじいさんでした。
ってことで、長沢純に驚かされた作品でした(爆)
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