美しき日本の面影 さだまさし

　さだまさしの新譜です。
タイトルはズバリ「美しき日本の風景」です。このアルバムタイトルだけで、どんなアルバムだってことはわかりますよね？（笑）6月に同名タイトルでエッセイ集が発売されましたが、そのエッセイとシンクロした作品となってはいますが、精神だけシンクロしていて、このエッセイで書かれた話がそのまま歌になっているわけではありません。

　曲目のご紹介

1. 桜人~序章 春の夜の月~
2. 桜桃（さくらんぼ）
3. さよなら橋
4. 献灯会
5. 向日葵の影
6. 鉢植えの子供
7. 悲しい螺旋
8. 愛の音
9. 大晦日（おおつごもり）
10. 天然色の化石2006
11. サクラサク
12. 桜人~終章しづ心なく~
　

　タイトルでわかるように「桜」で始まって「桜」で終わる日本の1年を歌っています。オープニングとエンディングの「桜人」では古の歌人たちの和歌に補作詞してうたってたりします。まさに「さだワールド」満開です（笑）

　また、３，４，５の３曲は「グレープ」が復活しています（笑）吉田氏の定年にはグレープの再結成・・・っていうか、もう毎年のように同じステージに立ったり、アルバムに参加しているんだけどね（笑）

　アルバムのコンセプトとして「美しい日本」をテーマとしたこの作品・・・さすがに「がんばらんば」は収録されていませんでした（笑）