小太郎と小春

ネコblogです。、、、、として始めましたが最近は全く関係無いことをアップしてます。

生まれる前のことを思い出す2。

2013-09-24 21:55:45 | 日記
以下、子供言葉でお送りします。


前はなんか、雲の上で神様と一緒に遊んでた。
いっぱい人がいて、子供なんだけど、年はいろいろ、Rはね、25歳。
ずーーーっと上にいてね、神様は優しくて、本当に大好きで、本当はもっと上に居たかった。
でも、ずーーーーーっと上にいたからね、そろそろ下に下りなきゃいけないって神様に言われて、
降りることにしたんだよ。
神様やさしくってさあ。仲良しだった。大好きだった。おじさんだよ。
ほかに子供たちもたくさんいて、友達になるんだけど、みんなすぐ下に降りてっちゃってさ、神様しか友達いなかったんだよ。友達ほしかったんだ。

はじめは、なんか、横断歩道んとこにいる人に入ろうと思って飛び降りたら、その人歩き出しちゃってさ、失敗してね、神様に助けてもらった。
次にママ見つけてね、なんか友達とわいわいしてたから、この人だったらたくさん友達できそうって思って。。。。
まよってたらさ、神様ドンって突き落としたんだよ、ひどいよね。
で、ママに行った。
なんかね、はしご持ってるの、折りたたみ式なんだよ。折りたたみ式のはしご持って、なんか、かけて入るの。
結果さ、ママにしてよかったと思ってるよ。

下に行きたくって降りて、すぐ戻ってきちゃう子もいるよ。そういう子ははじめから戻ってくることになってるの。で、またほかのお母さん見つけて入ったり、もう一回いったり。。。。
(ママに来た子は、どうなったかなあ。)
ほかのお母さんにいったんじゃない??

ママに入る前にね、2歳の友達がいてね、Rが降りるときに一緒に降りようとしたんだけどさ、神様に10年待てって止められて、Rだけ降りた。
10年たつね。降りてきたかなあ。ママ、赤ちゃん生みなよ。
(でも、その子はママに来るとは限らないんでしょ?)
そう。ほかのお母さん見つけちゃったかもしれない。
(10年たって生まれてさ、R、見たらわかるの?)
わかんないと思う。ママに赤ちゃん来ないかなあ。


こんな内容でした。
10年待ての話は、つい最近思い出したと教えてくれて、少しずつまた思い出しているようです。
大人になっても忘れないでいる人がごくわずかいるようですが、大抵年を重ねるごとに忘れてしまうようで、、、
急に思い出したうちの子は、大きくなっても覚えているんでしょうか。


夢物語といえばそれまでですが、実際、うちの子は友達が大好きで、学校から帰った後、私の仕事が休みのときは大抵友達をうちに呼びます。5人以上。
男の子5人以上は、すごいうるさい(笑)
今年の目標も、3年生全員と友達になる。でした。

この話を聞くまでは、3年生の目標としては、よくある係活動をがんばるとか、挨拶をしっかりするとか、そういうことを作文にしないんだ、友達なんだ、へーーーー。と思いましたが、この話を聞いて、本気でこの子は3学年全員と友達になろうとしてるんだということに気がついて、ちょっとびっくり。
そういえば大人子供関係なく友達になろうとしていて、私の友達とも友達なので、大人の友達もたくさんいます。
彼は彼なりに、目標を持って下に下りてきて、それを果たそうとしてるんだな。
すごいな。
ほかに思うことあって降りてきたかもしれませんが、それ以外は話してくれません。

自分も、昔、神様のところから降りてきたときに、何か誓って降りてきたんでしょうが、覚えてないですが、ちゃんとそれは果たせているんだろうか。
無意識の中にあることだから、自然と成し得ていればいいなとおもいつつ、このままじゃ子供に負けちまうと、自分も一回きりの人生、またお空に帰って神様に会うときまで、精一杯生きようと思いました。

この話を聞くまでは、流産したことをすごく後悔していて、あの時もっと安静にしていれば流れなかったんじゃないか、産んであげられなかったあの子は、もう一回私のところに来てくれるんだろうか、、、、そんなことをずっと思っていました。
でも、Rのいうとおりならば、あの子はどうしても来たくて降りてきちゃったけど、お空に戻る予定になっていた子。それでも、私のところに来たくてきてくれた。
一回でも来てくれてありがとう。ちょっとの間だったけど、あえて本当にうれしかった。一生忘れない。
ほかのお母さんのところできっと、幸せになっている。

流産したことは悪いことではないと思えるようになりました。

子供に救われることが多すぎて、神様が迷ってたRを私に向けて突き落とした理由がよくわかる気がします。
神様、突き落としてくれてありがとう(笑)

そうだな、本当に10年たった今、もし、私のところに赤ちゃんが来てくれる奇跡があるならば、迷わず心から来てくれてありがとうといえるな。現実的には、いろんなしがらみも弊害もあると思うけど、それを超えて余りある大切な命と思えるな。
特にいまんとこそういった予定はなあんにもないですけど(笑)

胎内記憶は、夢物語かもしれません。
でも、その記憶で自分の人生観も、心の痛みも、軽くなったのは確かです。

迷ったり悩んだりすることはたくさんありますが、本当に、一回きりの下の世界。
わくわくしながら飛び降りたんだろう、昔の私。
楽しかった~~~って、また、帰りたい。
さあがんばりましょう。
なんか、いい人生じゃなくていいや。
いい結婚、いい生活、いい仕事、そんなの要らないや。
楽しかったって、そういう人生がいいな。
苦労したって、何だって、自分がやりたいようにやり遂げられた。
そういうことで。がんばります。







生まれる前のことを思い出す。

2013-09-24 21:55:21 | 日記
胎内記憶。という言葉をご存知でしょうか。
なんか、助産師っぽいですね(笑)本来こういう仕事なんで。仕事っぽいことを久々に。

胎内記憶。
ずいぶんメジャーになりましたが、生まれてくる前のおなかの中にいたときの記憶。
というものです。

助産師という仕事柄、もともと胎内記憶には興味があって、講演会に行ったりしていろんな情報を集めたりしてました。

うちの子にも「おなかの中にいたときのこと、覚えてる?」と聞いたこともありますが、
割とあいまいで覚えておらず、そんなもんかな??と思っていましたが。

学校で「大きくなった、ぼく、私」
という、授業があったんです。多分、これからの性教育への足がかりみたいな感じで、
生まれてくるときの様子や今までの成長について、家族から話を聞いて一冊の本にまとめる的な。
そんな授業でした。

子供に言われるままに、生まれたときどうだったかとか、そんな話をしている中で、
ちょうどうちの子を妊娠する3ヶ月前に、流産をしたことを話しました。
「Rがね、うまれる前にね、一人、ママのおなかに来てくれた子がいたんだけどね、すぐにお空に帰っちゃったんだよ。だから、Rがおなかに来てくれたときも、もしかしたらすぐに帰っちゃうんじゃないかと思って、すごく不安で心配だったんだけど、ちゃんと生まれてきてくれて、本当にうれしかったんだよ。」
そういった内容の話をしました。

すると、ふと、思い出したそうです。
胎内記憶を跳び越して、胎内に入る前のお空にいたころのことを。

急につらつらとしゃべり始めてびっくりしました。

長くなったので、続く。