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猫が庭に入らないようにする20の方法 フン尿にお困りなら試したい




せっかくきれいに庭を手入れしても、毎朝、野良猫が来てフンをする。近所の放し飼いの猫が、家の花壇でマーキングする。そんな悩みを抱えている人はかなり多く、自治体への苦情も後を絶たないようで、ホームページで「猫よけ対策」のページを設けている自治体も多い。

今回は、そんな全国の自治体が推奨する「猫が来ないようにする方法」をまとめた20選をお届けする。

猫に庭や花壇でフンや尿をさせないようにする基本は「猫にとって快適な場所にしない」こと。どんな猫にも100%効く方法を探すのは難しいので、いくつかの方法を組み合わせるなど、手を変え品を変え、猫との根比べと思って気長に取り組もう。

◆1. 香りの強いハーブなどの植物を植える

嗅覚が敏感な猫は強い香りが苦手。庭や花壇の景観を損ねることなく猫よけ対策をしたいなら、香りの強い植物を植えるのがお勧めだ。具体的には、ゼラニウム、ローズマリー、レモングラス、ペパーミント、チャイブなど。また、ニンニク系や柑橘系の香りがするものも猫よけ効果がある。

◆2. 木酢液などの酢

猫は「酢」の臭いが嫌い。木酢液とは、木炭を作るときに出る液の上澄み分のことで、木材由来の酢酸などを含む。虫除けや土壌の改良、植物の活力増強などにも使用されるもので、ホームセンターや百円ショップなどで手に入る。2~8倍程度に水で希釈して使用しよう。住んでいる地域で手に入りにくい場合は食用酢で試してみても良い。ただし食用酢は植物には有害なので花壇にまくのは避けたい。

◆3. どくだみ茶などの茶殻、コーヒーかすをまく

茶殻やコーヒーかすをフン尿をされる場所にまいたり、風上に吊るしたりすると、臭いに反応して猫が寄ってこなくなる。どんな茶殻でも良いが、どくだみ茶など、臭いの強いものがベスト。乾かさないで濡れたままのものをまくのがポイント。

◆4. 水をまく

猫は濡れているところを避けるので、可能であれば水をまいて水たまりを作っておこう。水を使った猫よけの方法として、水を入れたペットボトルを置いてある光景を見かけることもあるが、これは効果がないばかりか、場合によっては火災を引き起こす可能性があるので避けよう。

◆5. トゲのある植物を植える、トゲトゲした葉をまく

バラ、サボテン、ヒイラギなどの植物を植栽して、トゲが刺さって猫が足を踏み入れたくない環境を作る。百円ショップなどで販売されているトゲのついた猫よけシートも同じ理論だ。

◆6. 地面を覆う植物を植える

庭に茂みを作り、猫が入りにくい、歩きにくい環境を作ると来なくなる可能性がある。お勧めの植物はアイビー、タイム、ツルニチニチソウ、ブルーフェスク、リボングラス、斑入りカキドオシなど。茂みは、猫の目の高さとなる10~30センチくらいが理想。より高ければなお良いが、茂みが密になっていないと猫は入り込んでくるので注意。

◆7. 生ニンニク、唐辛子をまく・吊るす

生のニンニクや唐辛子を細かく刻み、目の細かいネットなどに入れて風上に吊るすとその臭いで猫が寄りつかなくなる。また、粉末状のものを土にまいても同様の効果が期待できる。まだ乾燥していない状態の柑橘類の皮を置いても良い。

◆8. コショウ、カレー粉などの香辛料をまく

コショウやカレー粉のような、臭いの強い香辛料をまくことも猫よけの効果がある。ただし、まく場所によっては色がついてしまう可能性があるので注意。

◆9. 正露丸を置く

正露丸を水にひたしたものを容器に入れて置いておくと、その臭いに反応して猫が来なくなる。容器はどんなものでも良く、空き缶でもOKだ。

◆10. 米のとぎ汁をまく

米のとぎ汁も猫よけ効果があると言われている。とぎ始めの濃い汁をフン尿をされる場所に毎日まいてみよう。ただし、皿などには入れないようにしたい。猫の飲み水となってしまって逆効果だ。

◆11. 重曹をまく

猫は自分の臭いに執着する習性がある。汚れ取りや臭い取りに効果のある重曹をまいたり土に混ぜ込むと、猫のマーキング対策になる。

◆12. 砂利(軽石)を敷く

庭や花壇でなく通路であれば、猫がトイレとして使いたくなるようなやわらかそうな裸の土を見せないために、砂利を敷いてしまうことも考慮してみよう。同様に、タイル張りにしたり、舗装したりする方法もある。

◆13. 松ぼっくりを敷く

足元が不安定になるので、猫の通り道に敷きつめると猫よけの効果があるという。枯れ枝などを敷きつめることでも同様の効果が期待できる。

◆14. アルミホイル

猫の通り道やよく座っている場所がわかれば、アルミホイルをくしゃくしゃにして敷いてみよう。歩くときに音がするので猫が嫌がるという。

◆15. 水鉄砲で追い返す

フン尿をする猫が来る時間がわかっているなら、待ち構えて水鉄砲を打って追い返す方法もある。あくまでフン尿をされないようにするための攻撃なので、猫に害を加えるような放水は避けよう。また、子供が意味を理解しないまま真似をして動物虐待とならないように注意したい。

◆16. 割り箸を立てる

花壇の縁に割り箸を立てて猫が通るのを遮る。プラスチックフォークなどで代用することも可能。ただし、雨風で抜けたり木が腐ったりして散乱する可能性もあるので、差しっ放しにせず、きちんと管理したい。

◆17. 超音波発生機器

センサーで猫の動きを感知して超音波を出し、追い払うデバイス。高い効果が期待できるとのことで人気だが、価格は数千円から1万円前後で多少の出費覚悟のアイテムだ。市町村によっては数週間のお試しとして貸し出しているところもあるので問い合わせてみたい。

◆18. ネットや柵

物理的な障害を設置することで庭や花壇への猫の侵入を防ぐ。猫が乗り越えられない高さで囲ったり塞いだりすることが理想だが、猫によっては高くジャンプしたり足をかけて乗り越える場合もある。

◆19. センサー感知式散水機

センサーが猫など動くものを感知し、自動で散水する機械。足を踏み入れると水をかけられるので猫が寄りつかなくなる。価格は1万以上するものがほとんどなので多少割高だが、電池やコンセントの心配がないソーラーパネル式のものなどもあり、同時に庭の芝生や花壇の散水をしたい場合は良いオプションだろう。

◆20. 忌避剤(市販)

猫の嫌いな臭いを発して寄せつけないようにする忌避剤の助けを借りるのも手だ。百円ショップでも購入でき、スプレー、固形、ジェルなど目的に合わせてさまざまな種類があるので便利。しかし、どれも効果は短期間とのこと。

【参考サイト】
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/38141/cat-yoke.pdf
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shibata_kenkou/nekoyoke.html
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0716/doubutu-shitumonn-nekoganiwanihaiaranaihouhou-1.html

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